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カーエレクトロニクス好調や円安で売上高増

パイオニア、'14年1Qは営業損益大幅改善 − 家庭用機器はAV減少もDJやCATVなど増加

2014/08/05 ファイル・ウェブ編集部
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パイオニア(株)は、2014年度第一四半期の連結業績を発表。売上高は前年同期に比べ3.7%増収の1,133億3,400万円、営業損益は前年同期の75億6800万円の損失から2億6,500万円の利益に転じ、これを受け、純損失の額が、前年同期の100億7,600万円から20億8,900万円に縮小した。

売上高の増加は、主にカーエレクトロニクスが市販市場向けを中心に増加したことや、円安の効果によるもの。カーエレクトロニクスの売上は、前年同期に比べ4.2%増収の824億2,700万円だった。

ホームエレクトロニクスの売上は、前年同期に比べ1.0%増収の212億6,600万円。ホームAV製品は減少したが、円安の効果に加え、光ディスクドライブ関連製品やDJ機器、CATV関連機器が増加した。

なお、同分野の国内外別の売上については、国内は15.5%増収の80億2,200百万円、海外は6.1%減収の132億4,400万円。営業損失は、原価率の良化や販売費および一般管理費の減少により、前年同期の35億1,000万円から13億7,300万円に縮小した。

なお、通期の業績見通しは5月に発表したものから変更しない。売上高5,150億円(前年比3.4%増)、営業利益125億円(同11.9%増)、純利益20億円(同276.6%増)を見込んでいる。

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