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会期は8月31日(日)まで

“美ら海"を4KとDSDで銀座に再現 − 「Sony Aquarium」開幕

公開日 2014/07/25 18:22 ファイル・ウェブ編集部
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沖縄の“美ら海"の様子を4K映像やDSD収録音源などで銀座ソニービルに再現するソニーのイベント「47th Sony Aquarium」が開幕。初日となる本日7月25日は、本物の沖縄の魚たちが泳ぐ大水槽の除幕式も行われた。

銀座ソニービル

除幕式には沖縄県の高良副知事や美ら海水族館の宮原館長らも出席

「Sony Aquarium」は、毎年夏休みの時期に開催されている恒例のイベントで、沖縄美ら海水族館の監修のもとソニービルに沖縄を再現。大型スクリーンでの4K上映や様々な同社製品を通じて美ら海の魅力を体験できるようにしている。会期は8月31日(日)までで、入場は無料。

巨大水槽には沖縄から移送してきた魚たちが泳ぐ

1階エントランスには実物大のザトウクジラの尾ビレも

今回のテーマは沖縄の慶良間(けらま)諸島。8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)では、4Kで撮影した慶良間諸島の景色や「ザトウクジラ」など海の生き物たちの様子を、横8m×高さ2.7mの大画面とハイレゾ音源で表現する。

4K映像とDSD音源で慶良間諸島の自然を上映

この4K上映には、1mmSMDを1.9mmピッチに配置した自発光型超高精細大型ビジョンを使用。ユニットを連結させる仕組みの可変型ディスプレイで、最大355インチ(8.0×4.2m/4,160×2.184ピクセル)での表現が可能だという。今回はこれを8.0×2.7mの大きさで使用し、CineAlta 4Kカメラ「F65」や「PMW-F55」などで4K撮影した慶良間諸島の様子を上映している。明るさは1,200nitで視野角が160度。

音声はDSD音源を使用。音響システムには同社スピーカーの最上位機種であるリファレンスモデル“Rシリーズ”「SS-AR1」と、AVアンプ「TA-DA5800ES」を使用し、波の音や風の音、海の中の音を音楽にのせてハイレゾ再生する。

SS-AR1

また、OPUSの外にはヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3」とヘッドホンも用意。過去の「Sony Aquarium」で上映した映像を楽しめるようにもしている。

ヘッドマウントで過去のイベントの映像も視聴可能

そして1階と2階のソニーショールームで、4K対応BRAVIAやヘッドホン、デジタルカメラなどを用意。BRAVIAでの4K映像視聴、ヘッドホンでのハイレゾ音源試聴、ミラーレス一眼カメラ「α7S」での暗所撮影などを通して、沖縄の自然を疑似体験できるようになっている。

4K BRAVIAなども体感可能


「ケラマ・ナイトツアー」などいくつかのテーマに沿った展示を用意

暗所にいるシカの様子をα7Sで撮影

除幕式であいさつに立ったソニー企業(株)代表取締役社長の菅原健一氏は、「特に、ザトウクジラについては非常に珍しい映像を撮影できた。スクリーン上で実物大で再現しているが、これは普段はなかなかできない体験だと思う」とコメント。「ハイレゾの音と4K映像で、慶良間諸島の魅力を皆さんにお伝えしたい」とし、「親子で楽しめるイベントも盛り沢山だし、何度も足を運んで楽しめるイベントになっている」とアピールした。

ソニー企業 菅原氏

来場者にはミス沖縄クリーングレイシャスの名護さんから蘭の切り花のプレゼントも


名護さん

沖縄観光親善使節の花笠マハエちゃん


ザトウクジラの肋骨なども展示

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