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HDBaseT規格を活用

エーディテクノ、LANケーブルで4K信号を伝送できるHDMI延長器

2014/05/02 ファイル・ウェブ編集部
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(株)エーディテクノは、送信機と受信機の間をLANケーブルで接続して非圧縮で映像信号を送受信する、4K信号にも対応するHDMI延長器“HDBaseT HDMIエクステンダー”「HD-06HE」を本日5月2日より発売する。価格はオープンだが3万円前後での実売が予想される。

HD-06HE。送信機と受信機のセット。別途LANケーブルを用意して利用する

カテゴリー6/5eのLANケーブルを用いて非圧縮のHD映像/音声信号を伝送できるようにするHDBaseT規格に対応。1080p60/48bitの信号を最大60m、4K/30p信号を最大30m伝送できる。また、Deep ColorやHDMI CEC信号伝送にも対応している。

帯域は最大10.2Gbpsで、3D、HDCP、CEC、最大7.1chのオーディオにも対応。非圧縮伝送が可能なため、画像の劣化を少なく長距離伝送が可能なほか、双方向でのRS-232Cシリアル通信とリモコン信号伝送が行える。これらにより、遠距離に設置したモニターやプロジェクターへの映像・音声伝送に加え、双方向での電源制御やリモコン制御を1本のLANケーブルでコントロールするなどといった使い方ができる。

また、設置場所でのケーブル抜け防止を考慮しネジロック型DCコネクタを採用。安定した電源供給が行えるようにも配慮している。

同社では、ホームシアター、デジタルサイネージ、セキュリティーカメラ、院内システム、会議室や教室に設置されたプロジェクター等、映像や音声の長距離伝送を必要とする環境で本製品を使用することで、現在、多用されている長尺HDMIケーブルとブースター利用での組み合わせ設備費用と比べ、安価にシステム構築が可能になるとメリットを説明している。

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