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「Pure Direct Analog Path機能」搭載

オンキヨー、4K/60p&DSD 5.6対応7.1ch中級AVアンプ「TX-NR838」

公開日 2014/04/17 15:00 ファイル・ウェブ編集部
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オンキヨーは、HDMI2.0端子を搭載し、DSD 5.6MHz音源のネットワーク再生にも対応するAVアンプ「TX-NR838」を5月下旬に発売する。価格は130,000円(税抜)。

TX-NR838

TX-NR838のリモコン

同社AVアンプのミドルクラス機に位置づけられるモデルで、最大7.1ch出力に対応する。定格出力は145W/ch(6Ω、全高調波歪率0.08%以下、非同時駆動、JEITA)。

先日発表されたエントリー機「TX-NR636(関連ニュース)」と同じく4K機能やネットワーク音楽再生機能を強化しつつ、内部に独自の基幹技術や電源回路を搭載し、アルミ製フロントパネルを採用することで、ミドルクラスとしてより音質を高める構造としている。THXのホームシアター用規格「THX Select2 Plus」にも準拠する。

HDMI端子は入力7/出力2を搭載しており、最新規格HDMI2.0に準拠。4K/60p映像の伝送に対応しており、4Kコンテンツへの採用が推奨される著作権保護技術HDCP2.2にも対応している。なお、本機はフルHD映像の4Kアップスケーリング機能も搭載している。

ネットワーク機能はWi-Fiも内蔵しており、WPS形式での接続をサポートする。iOS/Android向けアプリ「Onkyo Remote」からの操作にも対応。Bluetooth機能も搭載する。radikoやtuneInなどインターネットラジオの聴取が行える。

DAC部にはバーブラウンの192kHz/24bit DACを採用しており、ネットワーク経由で最大5.6MHzのDSDのほか、192kHz/24bitのWAV/FLAC、96kHz/24bitのAppleロスレスなどの再生が可能。そのほかの再生対応フォーマットはMP3/WMA/WMA Lossless/AAC/Ogg Vorbis/LPCM。なお、USBメモリー経由では最大2.8MHzのDSD再生に対応する。

DSPは32bitのものをデュアル搭載。さらに内部には、ハイクオリティなコンテンツをより細部まで鮮やかに再現するため、アンプの地力を飛躍的に向上させる「3段インバーテッドダーリントン回路」や、特許回路技術の「VLSC」などの基幹技術を投入。さらにスピーカーを力強くドライブするため、電源部には独自の電源回路「H.C.P.S」を採用している。

なお、必要のないデジタル回路をシャットオフすることで、アナログ再生時の音質を高める「Pure Direct Analog Path機能」も搭載している。本モードは、外部アナログ入力の信号再生時のみ使用することができる。

本体サイズは435W×198.5H×400Dmm(無線LAN用アンテナ直立時:高さ261.2mm)で、質量は15.5kg。

搭載する入力端子は、映像がコンポーネント×1/コンポジット×4で、音声がデジタル×5/アナログ×8(PHONO×1含む)。出力端子は、映像がコンポーネント×1/コンポジット×1で、音声がアナログ×2/7chプリアウト/サブウーファー×2/ヘッドホン×1を備える。HDMIはZONE2出力に対応している。

【問い合わせ先】
オンキヨーオーディオコールセンター
TEL/050-3161-9555

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  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-NR838
  • 発売日2014年5月下旬
  • 価格¥130,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:145W/ch(6Ω、全高調波歪率0.08%以下、非同時駆動、JEITA) ●HDMI端子:入力7/出力2 ●入力端子:映像…コンポーネント×1/コンポジット×4、音声…デジタル×5/アナログ×8(PHONO×1含む) ●出力端子:映像…コンポーネント×1/コンポジット×1、音声…アナログ×2/7chプリアウト/サブウーファー×2/ヘッドホン×1 ●外形寸法:435W×198.5H×400Dmm(無線LAN用アンテナ直立時:高さ261.2mm) ●質量:15.5kg