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ハイレゾ音源配信サービスのグローバル展開も目指す

オンキヨー、英IMGグループと資本・業務提携 − 次世代オーディオ製品の共同開発など

公開日 2014/03/04 17:15 ファイル・ウェブ編集部
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オンキヨー(株)は、英イマジネーショングループ社との資本・業務提携を発表。相互に相手方の株式を新たに取得することに合意するとともに、傘下のイマジネーションテクノロジーズ社が持つ、ワイヤレス環境での高品位な音楽再生を実現する技術およびクラウド接続技術に関するライセンス契約を締結した。

オンキヨーとイマジネーションテクノロジーズ社は以前から業務提携による協業を進めてきた。今回、技術面に加えて資本面においても、より緊密な協力関係を築き、さらなる協業強化を行うことを目的にしたものだと説明している。このIMGグループとの資本・業務提携により、次世代のより品質の高いワイヤレスオーディオシステム等の共同開発を行うとともに、ハイレゾ音源配信サービスのグローバル展開を目指すという。

イマジネーションテクノロジーズ社は、半導体における回路情報に関するIPコア設計に高い技術を有し、世界の大手半導体メーカーや著名ブランドのデジタル家電製品に使用されるなど、ホームエンターテイメント製品製造の世界最大手企業として知られる企業。オンキヨーでは、ハイレゾ対応機器の市場が伸張しつつあるなど、急激に変化するオーディオ市場に対応するために、より付加価値の高い高品質な製品の開発や音楽サービスを提供していくことが必要不可欠だと考えており、そのために今回の資本・業務提携に至ったと説明している。

今回の提携内容は、「高品質ワイヤレスオーディオ機器等、次世代オーディオ製品の共同開発」「ハイレゾ音源配信サービスのグローバル展開を見据えた協業」「株式の相互保有」「ライセンス契約の締結」という4点。

資本提携においては、オンキヨーがイマジネーショングループ社を割当先とした第三者割当による新株を発行。あわせてイマジネーショングループ社が新たに発行する株式を第三者割当増資の引き受けにより取得する。

オンキヨーが発行する株式は、発行済み株式総数の0.78%にあたる484,300株で、発行価額は60万米ドル。イマジネーショングループ社は総数の0.07%にあたる174,918株を同じく60万米ドルで新たに発行する。

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