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ハイレゾ音源のワイヤレス伝送に対応した「AllPlay」も登場

クアルコム、4Kスマートテレビ向け新プロセッサー「Snapdragon 802」

2014/01/07 ファイル・ウェブ編集部
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Qualcommは、4K対応テレビ/STB向けの新プロセッサー「Snapdragon 802」を発表した。今年初頭にサンプル出荷を開始し、2014年後半には正式販売をスタートする予定。

「Snapdragon 802」は4K映像のシームレスデコードが可能。パフォーマンスが高く省電力設計なのが特徴で、ビデオ通話をしながらオンラインゲームをプレイする、ストリーミング動画を見ながらwebブラウジングをする…といった利用シーンでも十分な力を発揮するという。また、コンテンツ保護技術として「Snapdragon StudioAccess」を用意している。

CPUは1.8GHzのクアッドコアで、GPUはAdreno 330。映像エンジンはHQVで1080pのコンテンツを4Kにアップコンバートすることも可能だ。また、2.4GHz/5GHzのWi-FIにも対応。大容量データの伝送も素早く行えるという。


ワイヤレスオーディオ伝送技術「AllPlay」も登場

また同社は、ワイヤレスオーディオ伝送技術「AllPlay」もリリースした。ハイレゾ音源や、クラウド音楽サービスの音源などを様々な部屋やスピーカーに配信することが可能。アルテック・ランシングやiHeartRadio、パナソニック、Rhapsodyなどは、今年AllPlay対応機器を発売することで合意しているとのことだ。

対応する音楽フォーマットはMP3/AAC/AAC+/FLAC/WAV/ALAC/PCMで、最高192kHz/24bit信号の伝送が可能という。

音源は最大10のゾーンやスピーカーへ配信可能。iOS/Android両方対応可能なコントローラーアプリも用意する。

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