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大規模なファームアップを実施

OPPO、BDP-10xシリーズでギャップレス再生やDLNAでのDSD再生が可能に

公開日 2013/12/16 10:45 ファイル・ウェブ編集部
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OPPO Digital Japan(株)は、BDプレーヤー「BDP-105JP」「BDP-103DJP」「BDP-103JP」「BDP-105」「BDP-103」のファームウェアアップデートを実施し、多数の機能追加を行った。

BDP-105JP

ネットワークオーディオでDSD再生が可能に

ネットワークオーディオ再生機能では、DLNA経由でのDSDファイル再生(2.8MHz)が可能になった。マルチチャンネルDSDファイルの再生にも対応するが、メタ情報はファイルリストの状態では表示されず、カバーアート表示にも非対応。現時点ではDMPとしてのみ動作し、DMRとしてDMCから操作を行う事はできないが、この機能も現在開発中で、継続的な機能強化を行うとしている。

またBDP-105については、DSDファイル再生時のチャンネルマッピングの不具合が解決した。

ギャップレス再生が可能に

さらに新ファームウェアでは、ギャップレス再生機能が追加された。現時点ではWAV形式またはAPE形式のファイルのみ対応しており、ギャップレスを有効にすると早送りや巻き戻しができない。またネットワーク再生時にはギャップレス再生機能が利用できないが、本機能についても現在開発を継続しており、機能強化を実施予定という。

4K出力設定やYouTube再生機能強化

映像関連では、4K出力機能設定を追加した。「オート」設定の場合は、ディスプレイが4K入力に対応している場合、24Hzのコンテンツは4Kにアップコンして出力する。「強制」設定にすると、ソースのフォーマットやディスプレイ機器の対応状況に関わらず、4K信号を出力する。

また新ファームでは、YouTube再生機能も強化した。

ディスク再生互換性が向上、機能強化も

ディスク再生では、全般的な互換性が向上。またディスクローダーソフトウェアがアップグレードされ、DVD/BDのブランクメディア読み取りの互換性も高まった。

さらに設定項目では、「電源投入時の音量」機能および「最大音量」機能を追加。「電源投入時の音量」機能は電源投入時の音量を任意の値に設定できる。また「最大音量」機能はボリューム調整時の最大音量を設定可能で、いずれもアナログマルチチャンネル出力、アナログステレオ出力で有効となる。

また「電源投入時の入力」機能が追加され、電源を投入した際のインプットソースをあらかじめ決めることができる。

さらに、BDプレーヤーの設定をUSBメモリーに保存する機能も追加。USBメモリーから設定を復元することが可能になった。

これらのほかにも様々なバグの解消、機能向上が行われている。

【問い合わせ先】
OPPO Digitai Japan(株)
TEL:03-5759-4750

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