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城下工業、マリモレコーズと共同開発

e☆イヤホンが初のオリジナルヘッドホン「SW-HP11」開発、ポタフェスで発売

公開日 2013/11/27 15:58 ファイル・ウェブ編集部
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ヘッドホン/イヤホン専門店 e☆イヤホンは、城下工業(株)らと共同開発した同社初のオリジナルモニターヘッドホン「SW-HP11」を12月21日に発売する。価格は18,900円(税込)。同日から2日間開催されるe☆イヤホン主催イベント「ポタフェス2013」でも販売を行う予定で、既にe☆イヤホン公式サイトでは予約受付を開始している。

SW-HP11

SW-HP11を装着したところ

本機は、e☆イヤホン/城下工業/マリモレコーズの3社が共同開発した、ダイナミックドライバーを搭載する密閉型モデル。e☆イヤホン担当者のほかに、音決めのアドバイザーとしてマリモレコーズのサウンドプロデューサー 江夏正晃氏を起用し、城下工業が製造を担当した。「製造」「販売」「現場」という3社の各立場から、“音を減衰を抑え、ダイレクトな音質を耳に届ける”というコンセプトのもとで開発されたという。

R側のハウジングの真ん中には、マリモレコーズの「MR」ロゴを配置している。

製造を手がけた城下工業は、長野に工場を構える会社。これまでに自社ブランド“SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)”シリーズのヘッドホン製品を展開しており、今回開発されたSW-HP11も、この“SOUND WARRIOR”新モデルに位置づけられる。

SW-HP11は、“SOUND WARRIOR”の従来モデル「SW-HP10」をベースに、ケーブルやイヤーパッドなどの搭載パーツを刷新することでより音質クオリティを高めたという。

従来モデルでは、ケーブルは方出し式で着脱不可だったが、本機では両出し式の着脱タイプに変更し、リケーブルも行えるようにした。ヘッドホン接続部の端子形状はMMCXコネクターを採用している。

ケーブル着脱に対応。MMCXコネクターを採用している

また、標準で付属するケーブルについても50種類以上のケーブルをテストしたとのことで、最終的に長さ1.5mのAUDIOTRAK製OCCケーブルを採用した。プラグ形状は3.5mmで、6.2mmステレオ変換プラグも同梱する。

イヤーパッドは手縫いで、20種類くらいの素材から試着を繰り返して選定したという低反発性のものを採用。正確に装着できるよう、イヤーパッドの取り付け位置の目印となる縫い目を入れている。

イヤーパッドは低反発性の手縫いのものを採用。装着性を高め厚みも持たせた

本機は、遮音性を確保しイヤーパッドに厚みを持たせたために、一般的なモニターヘッドホンと比較して、耳から遠い位置にドライバーが配置される構造となっている。それでも音の減衰を抑え、よりダイレクトで忠実な音を得られるように、江夏氏の提案によってイヤーパッドの内側には新しくウレタンリングを装備する仕様とした。

イヤーパッドを外したところ。ウレタンリングを装備している

なお、詳細は非公開だが、ハウジングやドライバーなどは従来モデルと同一のものを採用しているとのこと。

また耐久性にも配慮し、ドライバーとコネクター以外は金属を非使用としている。

【問い合わせ先】
e☆イヤホン 秋葉原店
TEL/03-3258-1781
http://www.e-earphone.jp

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