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ジェイフォニックは独自MMCX端子イヤモニ出展

<ヘッドホン祭>ヤマハ、スクエア型新ヘッドホン「HPH-M82」を国内初公開

公開日 2013/10/26 15:09 ファイル・ウェブ編集部
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「秋のヘッドフォン祭 2013」が東京・青山の「スタジアムプレイス青山」で開催されている。本記事では、ヤマハ、ジェイフォニック、西華デジタルイメージのブース内容をレポートする。

ヤマハ

ヤマハは、国内未発表のヘッドホン新モデルを初公開している。9月開催の「IFA 2013」で公開されていた「HPH-M82(関連ニュース)」と同一モデルとのことだ。国内における発売日や価格等は未定とのこと。

「HPH-M82」

カラバリは全部で6色

ヤマハの音叉マークを配置したスクエア形状のハウジングに、細身のヘッドバンドを採用したスタイリッシュなデザインが特徴的なモデル。内部には40mmドライバーを搭載する。

カラーバリエーションは、ゴールド/ブラウン/ネイビー/ブラック/レッド/ホワイトのカラフルな6色をラインナップ。カラーによって仕上げが異なっており、レッドとゴールドの2色は光沢仕上げで、それ以外のモデルはシックなマット仕上げを施している。

付属ケーブルにはiPhone用のマイク付きリモコンを備えており、それぞれ本体とあわせたカラーを採用している。

ケーブルもそれぞれ本体とあわせたカラー

そのほか、「HPH-PRO500」などの人気モデルも出展している


ジェイフォニック

ジェイフォニックは、同社が取り扱う米Sensaphonics社のプロ用カスタムIEMをメインに出展。独自のMMCX端子を採用したリケーブル対応の新モデルも公開している。

ジェイフォニックブースの様子

独自のMMCX端子を採用したリケーブル対応のカスタムIEM

Sensaphonics社のプロ用カスタムIEMは、いずれも“ユーザーの耳を守る”ことを前提に開発されており、快適性・安全性・耐久性等を向上させるために、シェルにソフトシリコン素材を採用している点が大きな特徴。アーティストがステージで使用する際の、ハードな動きにも耐えられるという。

なお、新モデルが装備するMMCXケーブルは、同じシカゴに本社を持つSHUREと技術提携や人的交流を行う中で開発が実現したという。基本はSHUREのMMCX端子と同じだが、ハードな動きをしたときにケーブル部が回転してずれてしまわないよう、シリコン製シェルにあわせた特殊な加工を一部に施している。

こちらはリケーブル比対応の従来モデル。ソフトシリコン製のシェルが特徴

独自のMMCX端子は、SHUREとの技術交流によって生まれたもの

そのほかにもブース内では、ジェイフォニックブランドによる国内限定モデルとして、“日本人の耳に合う”をコンセプトとしたユニバーサルモデル「k2」「m2」も出展している。いずれも、Sensaphonics社のカスタムIEM製作で培った経験と、1,500種類以上を採取した耳型データをもとに開発されたモデルで、同社では「耳型を採らなくても使えるプロ用イヤーモニター」としてアピールしている。

ユニバーサルモデル「k2」「m2」


西華デジタルイメージ

西華デジタルイメージは、同社が取り扱う独GERMAN MAESTRO(ジャーマンマエストロ)のモニターヘッドホン5機種を出展している。

10月に発売したばかりのGERMAN MAESTROのヘッドホン5機種を早速出展

いずれも10月に発売を開始したばかりのモデルで、国内でコンシューマー向けに実機が展示されるのは今回が初めてとのことだ。GERMAN MAESTROは、ドイツのハイエンドオーディオメーカーであるMB QUART社から分離独立し、2008年に創立されたブランド。MB QUART社の技術を継承する自社工場をドイツ国内に構え、製品の金型を自社で起こしパーツも自社製のものを使用する完全なハンドメイドによる生産を行っている。

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