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Bluetooth接続したスマホの音楽も再生可能

パイオニア、Siri対応の車載用アプリユニット「SPH-DA99」

2013/09/30 ファイル・ウェブ編集部
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パイオニアは、iPhoneやAndroidスマートフォンのアプリを操作できる「Linkwithモード」を搭載したカロッツェリア スマートフォンリンク アプリユニット「SPH-DA99」を10月中旬より発売する。価格はオープンだが、60,000円前後での実売が予想される。10月1日より「パイオニア プラザ銀座」にて先行展示される。

「SPH-DA99」

従来モデルに引き続き、iPhoneやスマートフォンの対応アプリを車載器の画面からタッチ操作できる「Linkwith モード」を搭載。iPhoneやスマートフォンに「Linkwith」ランチャーアプリ(無料)をインストールして車載器に接続すると、カーナビやインターネットラジオなど、対応アプリを7型モニターから操作できるようになる。また、2点タッチにも対応しており、ピンチイン(縮小)/ピンチアウト(拡大)などの操作も可能となる。

BluetoothのプロファイルはA2DPおよびAVRCPに対応。これにより、iPhoneやスマートフォンに保存されている楽曲を本機から再生することが可能。車載器の画面に曲名、アーティスト名、アルバム名、タイムバーなども表示できる。

Appleの音声認識機能「Siri」にも対応。「Siriアイズフリー機能」を使えば、ドライバーが車載器の音声認識用マイクに向かって話しかけるだけで、車載スピーカーを通じてiPhoneが応答する。iPhoneとBluetooth接続するだけでSiriアイズフリー機能が使用できることも特徴となる。

モバイル機器と車載情報システムとの通信接続に関する新規格「MirrorLinkTM」にも対応。スマートフォンに表示されている画面を、専用の接続ケーブルを通じて車載器に映し出すことに加え、画面上からアプリを操作することができる。

ホームメニューのアイコンサイズ、レイアウトの見直しも行われた。また、アプリケーションの音声とAVソースの音声を同時に出力できる「MIX」機能については、ハードキーのボリュームキーと連動可能となった。また、「ショートカット機能」も搭載し、画面下部のコントロールバーをタッチすることで、アプリとAVソースをスムーズに切り換えできる。

カーナビについては、専用のカーナビ・アプリを使用することで、カロッツェリア カーナビゲーションシステムと同等の機能を実現。「車載用GPSレシーバー」、「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」、「車速センサー」を搭載することで、GPSの電波が届きにくい場所やトンネルなどでも、自車位置の高い計測精度を実現する。また、スマートフォンと本機を接続すれば、専用のカーナビ・アプリで「スマートループ渋滞情報TM」を取得することも可能だ。

4チューナー×4アンテナによる安定受信を実現した地上デジタルTVチューナーと、DVD/CDスロットを搭載。FM/AMチューナーも搭載する。iPodに保存した楽曲や映像の再生が可能。圧縮オーディオファイルを高音質再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」機能も搭載。アンプについては、「Power MOS FET 50W×4chハイパワーアンプ」を搭載し、出力は50W×4となる。

内蔵のBluetoothモジュールと付属の音声認識用マイクを使用して、ハンズフリー通話が可能。スマートフォンへのバッテリー給電に対応する。モニター部の画面サイズは7型で解像度は有効画素数は1,152,000画素。静電容量方式のタッチパネルに対応する。外形寸法は178W×100H×168Dmm、質量は2.2kg。

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