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32GB 8,000円

東芝、世界初の次世代DRM「SeeQVault」対応microSDHC

公開日 2013/09/24 17:25 ファイル・ウェブ編集部
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東芝は、地デジ放送などをHD画質でメモリーカード等の記録媒体に保存するための次世代コンテンツ保護技術「SeeQVault(シー・キュー・ボルト)規格」に準拠した世界初のmicroSDHCメモリーカードを10月下旬に発売する。

THNSS032GAB4L3(LB8 (32GB)¥OPEN(予想実売価格8,000円前後)
THNSS016GAB4L2(LB8 (16GB)¥OPEN(予想実売価格4,500円前後)


「SeeQVault」は、東芝、パナソニック、サムスン電子、ソニーで共同開発した次世代著作権保護技術を定めた規格。SDメモリーカードなどのフラッシュメモリを利用したさまざまなストレージデバイスに向けた高次元のコンテンツセキュリティを実現する新規格として、NSM Initiatives LLCから2013年2月25日に技術ライセンスが開始された。

これまで、HD画質の放送コンテンツやネットワークからダウンロードしたコンテンツをメモリーカードに保存し、録画した機器以外で再生する場合は、コンテンツ保護の観点からSD画質でのみ可能で、HD画質での保存はできなかった。本技術を利用することでHD画質での保存ができるようになる。

新商品はこのSeeQVault規格に準拠しており、HD画質の放送コンテンツやDLNAで採用されているDTCPによって保護転送されるコンテンツをHD画質の状態のまま録画・保存し、スマートフォンやタブレットなどで楽しむことができるようになる。

SDメモリーカード規格Ver.3.0の高速インターフェース規格のUHS-Iに対応。スピードクラスはU1に準拠している。

なお、SDメモリーカード規格Ver.2.0にも準拠しているため、従来のSDHC対応機器でも、これまでのmicroSDHCメモリーカードと同様の利用が可能。また、従来のSDメモリーカードに搭載されているCPRM技術も搭載しているため、これまでのCPRM対応機器でも利用できる。

【問い合わせ先】
東芝セミコンダクター&ストレージ社
メモリ新規ビジネス営業推進部
TEL/03-3457-3451

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