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売上高/営業損益とも増収・増益

シャープ、'13年度1Q決算発表 − 液晶テレビ/IGZOスマホが売上伸長

2013/08/01 ファイル・ウェブ編集部
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シャープ(株)は、2013年度第1四半期(2013年4月1日〜6月30日)の連結決算概要を発表した。

売上高は6,079億円で、前年同期比32.6%増となった。利益面では営業損益が30億円の黒字で2012年度第3四半期、第4四半期に続いての黒字となったのに対し、経常損益は127億円の損失、四半期純損益は179億円の損失を計上した。

部門別で見ると、プロダクトビジネス部門で、液晶テレビやスマートフォンなどを含むデジタル情報家電の売上高が前年同期比18.5%増の1,589億円となった。液晶テレビの販売は米州・欧州において低迷したものの、国内および中国や新興国等でも伸長し、売上は前年同期を上回った。また、携帯電話もIGZO液晶搭載スマートフォンなどの製品が伸長した。

そのほか、健康・環境や太陽電池、ビジネスソリューションなどの各分野も好調に推移し、プロダクトビジネス部門全体で売上高が前年同期比26.4%増の4,032億円となった。

また、デバイスビジネス部門では、スマートフォン/タブレット向けの中小型液晶が伸長したほか、大型液晶も好調に推移し、部門全体の売上高が前年同期比46.6%増の2,046億円となった。

本年度の通期業績予想については、5月14日に発表した予想値を据え置き、売上高2兆7,000億円、営業利益800億円、純利益50億円を見込む。

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