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アップデートで新機能追加&動作改善

OPPOのBDプレーヤー「BDP-105/103」「BDP-105JP/103JP」がALAC再生に対応

公開日 2013/07/29 10:17 ファイル・ウェブ編集部
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BDP-105JP
OPPO Digital Japan(株)は、OPPOのBDプレーヤー「BDP-105」「BDP-103」「BDP-105JP」「BDP-103JP」のファームウェアアップデートを開始した。

BDP-105/103はUS版ファームウェア「BDP10X-58-0719」、BDP-105JP/103JPはJP版ファームウェア「BDP10XJP-58-0719」が適用される。

今回のアップデートによる共通の更新内容として、新たにApple Losslessファイルの再生が可能となった。

また、DSDファイルやBlu-rayディスクの再生互換性も向上した。

いくつかの動作も修正されており、ケーブルテレビ用STBを本機にHDMI接続した場合に、音声および映像の同期が外れる場合がある問題や、Western Digital社製の外付けUSB-HDDを接続した場合に、本機の動作が遅くなったりフリーズしたりする場合があるなどの問題が改善された。

さらに、WAV/MP3/DSDの各ファイルを再生する際、トラック終了時に大きめのポップノイズが出る問題や、ケーブルテレビの信号をHDMI経由で入力した場合に画面が暗転することがある症状なども改善された。

機能面では、英字でない文字が含まれているUTF-8の文字コードを使用したCUEファイルを読み込むことができるようになったほか、純正のリモートコントロールアプリ「MediaControlHD」の最新版に対応した。なお、MediaControlHDを使用するにはプレーヤー側に52-0522以降のファームウェアがインストールされている必要がある。

また、複数の音声トラックがあるコンテンツの再生中に音声トラックを変更したとき、オーディオフロントパネルディスプレイに現在再生中のオーディオフォーマット情報を表示する機能が追加された。フォーマット情報は「言語 サンプリング周波数 チャンネル数」の順番に表示され、仮に言語情報が無い場合には該当部分に「AUD」と表示される。

加えて、リモコンのINPUTボタンを押した際に、リモコンの数字ボタンで直接各入力に切り換えることも可能になった。

そのほか、JP版ファームウェアのみ適用となる新機能が2つあり、1つ目はHDMI接続された機器がAAC信号のデコードに対応している場合、AAC信号をPCMに変換せず出力することが可能になった。なお、このAAC出力を無効にするには、HDMI出力の設定をリニアPCMにすれば良い。

2つ目は、モノラルの2カ国語音声を含むコンテンツの再生に対応した。リモコンのAudioボタンでLeft/Rightを選択することで、主音声/副音声を任意に選択し再生することができる。

本アップデートは、インターネット接続環境からのダウンロードまたはUSBメモリー、記録用メディアなどから行える。なお、US版ファームウェアがインストールされている機器にJP版ファームウェアをインストールすることや、JP版ファームウェアがインストールされている機器にUS版ファームウェアをインストールすることはできない。

【問い合わせ先】
OPPO Digital Japan
TEL/03-6845-6380

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