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売上は1割以上増加

アップル13年度2Qは増収も利益率低下、純利益18%減

2013/04/24 ファイル・ウェブ編集部
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米Appleは、2013年度第2四半期(3月30日までの3ヶ月間)の業績を発表した。

期間中の売上げは436億ドル(約4.33兆円)で、前年同期の392億ドル(約3.9兆円)から11.2%増加した。ただし純利益は95億ドルと、前年度の116億ドルから約18%利益が減少した。

希薄化後1株あたり利益も前年度の12.30ドルから10.09ドルに下がり、組利益率も前年の47.4%から37.5%へ下落した。なお、売上のうち米国外の収入は66%となった。

期間中のiPhoneの販売台数は約3740万台で、昨年の3510万台から微増となった。iPadは約1950万台を販売し、昨年の1180万台から65%増となった。Macは400万台弱で、昨年の400台と比べ、若干販売台数が減った。プロダクト別ではiPadの販売台数の伸びが著しいが、これはiPad miniの投入も寄与したものと考えられる。

同社のティム・クックCEOは、「iPhoneとiPadの強い実績のおかげで、3月期の四半期としてこれまで最高の売上を記録したことを喜んでいる」とコメント。「我々のチームはすばらしい新ハード、新ソフト、新サービスの開発にいそしんいる。今後の製品導入計画にとてもわくわくしている」とも述べている。

また同社は、2013年度第3四半期の業績予想も開示。売上は335億ドル〜355億ドル、組利益率は36〜37%、オペレーティングコストは38.5億ドルから39.5億ドルを見込んでいる。

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