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シャープ、パイオニア株の売却報道にコメント

2013/04/15 ファイル・ウェブ編集部
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シャープ(株)は、同社が保有するパイオニアの株式を売却する方針を固めたと、4月13日に一部報道機関が報道したことについてコメントした。

コメントでは、「当社の保有株売却に関する一部報道がありましたが、当社が発表したものではなく、また決定した事実もありません」としている。

シャープは、パイオニアの株式を3,000万株保有しており、持株比率は9.2%。パイオニアの筆頭株主となっている。朝日新聞などは、シャープがこの全株を売却する方針を固め、売却先を探していると報じている。

シャープとパイオニアは2007年9月に業務・資本提携を行うことを発表。パイオニアが3,000万株(約414億円分)の新株を第三者割り当てで発行し、シャープがこれを引き受ける一方、シャープも発行済の株式をパイオニアに割り当てた。シャープ代表取締役社長の片山幹雄氏、パイオニア代表取締役社長の須藤民彦氏(いずれも当時)は、両社の提携が「次世代DVD分野」「ネットワーク関連分野」「カーエレクトロニクス分野」「映像分野」など他機に渡ると説明し、「1+1が3か4になる提携を目指す」と述べていた(関連ニュース)。



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