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約104億円の出資受け入れ

シャープ、サムスンと資本提携

公開日 2013/03/06 16:23 ファイル・ウェブ編集部
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シャープ(株)は、サムスン電子ジャパン(株)を割当先とした第三者割当による新株式の発行を実施し、同社との間で資本提携を行うことを決議した。シャープはサムスン電子ジャパンより約104億円の出資を受け入れ、出資後の議決権ベースで3.08%(総発行株式数ベースで3.04%)の新株式を発行する。

シャープでは従来からサムスン電子に液晶パネルを供給していたが、資本提携により協業関係をさらに強化。大型テレビ向け液晶パネルおよびノートパソコン等モバイル機器向け中小型液晶パネルを、長期的、安定的かつタイムリーに供給していくという。

なお、調達する資金は液晶ディスプレイの高精細化のための新規技術導入のために69億円、タブレット端末や高精細ノートパソコンなどモバイル機器関連の液晶製造設備の合理化等にかかる投資などのために32億3,400万円が使用される予定。

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