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JEITA、12月の民生用電子機器の国内出荷統計 ー 出荷金額は17ヶ月連続マイナス

公開日 2013/01/22 18:14 ファイル・ウェブ編集部
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(社)電子情報技術産業協会(JEITA)は、2012年12月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。


民生用電子機器の12月国内出荷金額は1,709億円(前年比67.3%)と17ヶ月連続でマイナスに。映像機器は1,085億円(前年比60.3%)で17ヶ月連続マイナス、音声機器は209億円(前年比91.2%)と3ヶ月ぶりにマイナスになった。また、カーAVC機器は416億円と6ヶ月連続マイナスになった。

2012年計(1月〜12月)では、民生電子機器出荷金額は1兆6,054億円(前年比57.0%)。映像機器は8,544億円(同41.0%)、音声機器は1,298億円(同85.3%)、カーAVC機器は6,213億円(同106.6%)。カーAVCのみ2年ぶりにプラスとなった。これは、エコカー補助金制度により自動車販売台数が増加したことなどが理由と考えられるという。

製品別の販売台数動向では、薄型テレビが85万3,000台(前年比53.3%)。2012年計では645万3,000台で、前年比32.5%という低い結果になった。

なお、3Dテレビの販売台数は15万9,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は18.6%。40型以上の薄型テレビに占める3D対応機の割合は53.0%となっている。また、インターネット動画対応テレビの販売台数は33万9,000台。

BDレコーダー/プレーヤーは、52万5,000台(前年比68.0%)を売り上げた。うち、80.7%に当たる42万3,000台が3D対応となる。販売台数内訳は、BDレコーダーが45万9,000台(前年比64.0%)、BDプレーヤーが6万6,000台(同122.1%)。BDプレーヤーは、売上台数自体は少ないものの、前年を上回る結果となった。

昨年比で伸びたのが、DVDビデオとビデオ一体型カメラ。前者は前年比115.2%となる14万台、後者は前年比142.0%となる19万2,000台を売り上げた。ビデオ一体型カメラは2012年計186万1,000台の売上を達成。これは、過去最高の実績を記録した1990年に次ぐ実績だという。

アンプは1万8,000台(前年比76.5%)と7ヶ月連続マイナス。2012年計でも15万9,000台(前年比93.4%)とわずかに前年に及ばなかった。

スピーカーシステムは4万8,000台(前年比82.7%)と2ヶ月連続でマイナス。2012年計は36万9,000台(前年比76.9%)となった。

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