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Audifi社と共同開発したケース型スピーカー

【CES】BELKIN、iPad用“ハンドヘルドホームシアター”「Thunderstorm」発表

2013/01/11 ファイル・ウェブ編集部
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カリフォルニアに本拠を置くBelkin社は、日本ではiPhoneやiPad向けのケースで知られている。米国においてもこれらは現在の主力製品だが、同社はもともと高いワイヤレス技術を持っている会社で、昨年はWi-Fiの最新規格であるIEEE802.11acに対応したルーターを発売。これらと接続するワイヤレスAV機器なども以前から販売している。

Belkinは様々な顔を持つ。スマホ/タブレット向けケースも高い人気を誇る

ワイヤレスルーターを中心に様々な機器を連携させたソリューション展開を行っている

その同社が今回のCESで強くアピールしていたのが、iPad向けのケース型ステレオスピーカー「Thunderstorm」だ。同社では「ハンドヘルドホームシアター」と同製品の音質を強くアピールしている。

「Thunderstorm」

iPadを装着したところ

30ピンDockコネクターを備えたiPad 2/iPad 第3世代機向けの「G3A1000」と、Lightningコネクターを備えたiPad 第4世代機向けの「G3A2000」をラインナップ。価格はいずれも199ドル。30ピンDock版は1月に発売を開始し、Lightning版は4月頃に発売されるという。

本体はiPadにジャストフィット。装着したまま、iPadの背面カメラやマイク、スピーカー、充電、ロックスイッチへのアクセス、ボリューム調整など、すべての機能にアクセスできる。

音作りは、高いモバイル向け音響技術を持つAudifi社と共同開発。スピーカーを画面方向に向けながら、音場の広がり感が得られるという。また音場については、無料アプリ「Thunderstorm」によってカスタマイズすることが可能で、これによって音楽や映画、ゲームなどコンテンツに応じて最適な音場を作り出せる。

Thunderstormの内部構造

本体には低音を強化したステレオスピーカーを装備し、アンプは低歪みで高効率なものを搭載したという。

そのほか同社ブースでは、家庭内で受信したテレビ放送を外出先で見られるようにする「@TV」(149ドル)や、NFCにも対応した外付けのBluetoothオーディオアダプター「HD Bluetooth Music Receiver」(59.99ドル)なども紹介されていた。

自宅で受信したテレビを外出先でも見られるようにする機器「@TV PLUS」

左が外付けのBluetoothオーディオアダプター「HD Bluetooth Music Receiver」


ブース内では時折即席のランウェイが用意され、モデルがBelkinの製品を身につけてアピールしていた

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