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米国で展開されていたサービスが日本上陸

Amazon、購入楽曲をマルチデバイスで共有できる「Cloud Player」

公開日 2012/11/15 15:49 ファイル・ウェブ編集部
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Amazonは、米国などで展開していたクラウド型の音楽共有サービス「Amazon Cloud Player」を国内でも開始した。

同社では、DRMフリーのMP3楽曲を販売する「Amazon MP3」を国内で2010年11月から展開してきた(関連ニュース)。現在2,000万以上の楽曲が販売されており、今後もラインナップが増えていく見込み。

今回の「Amazon Cloud Player」は、MP3ストアで購入した楽曲がクラウド上に保存され、端末でストリーミング再生を行ったり、ダウンロードすることなどを可能になる。サービスは無料で提供され、Kindle FireやKindle Fire HDに搭載されるほか、PCのブラウザやiOS端末、Android端末などでも使用できる。

iOS端末向けの専用アプリでは、ストリーミングだけでなく、クラウドから楽曲をダウンロードすることも可能。またAndroid向けのCloud Playerアプリは、Android OS 2.1以降にのみ対応している。なお一つのCloud Playerアカウントへは、最大10個の端末を認証することが可能だ。

アメリカの Cloud Playerでは、無料で250曲をクラウド上に置いておき、再生することができる機能や、年間24.99ドルのプレミアムプランに加入すると25万曲を置いておけるストレージが提供されるサービスなどが提供されているが、国内のサービスは、現在のところMP3ストアで購入した楽曲を再生する機能のみ提供されている。

なおMP3ストアもサービスが強化され、新たにAndroid端末からの利用が可能になった。また現在、定番アルバムを対象にしたセールも行われており、マドンナやエリック・クラプトンのベストアルバムが1,000円から購入できる。

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