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おなじみのオーディオブランドも登場

【Inter Bee サウンド編】ティアック/ゼンハイザー/シュアなどがプロオーディオ関連機器を出展

2012/11/15 ファイル・ウェブ編集部
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国際放送機器展【Inter BEE】が11月14日から16日まで幕張メッセで開催されている。本頁では、プロオーディオ部門に出展した各ブランドのブースの展示内容について、オーディオ関連の出展を中心に紹介していく。

なお、今年のプロフェッョナルオーディオ機器関連ブースは、昨年に引き続きコンシューマー製品の展示は最小限であった。ヤマハ、ゼンハイザー、ティアック、オーディオテクニカなどコンシューマー/プロにまたがって展開するブランドも、プロフェッショナル製品に特化した展示を行っていた。

■ティアック

ティアックは、TASCAMブランドのプロフェッショナル機器を多数展示した。その中でコンシューマー製品としてはTEACブランドのヘッドホンアンプ「HA-501」、D/Aコンバーター「UD-501」を出展していた。

TEACブランドのD/Aコンバーター「UD-501」とヘッドホンアンプ「HA-501」

業務用のヘッドホンも多数展示されていた


業務用のCDプレーヤーは、放送局などで使われる

TASCAMブランドの電源はスタジオ用途として高い支持を誇る

■オーディオテクニカ

オーディオテクニカは、業務用マイクロフォンを中心に展示。新製品としてハンドヘルドマイクロホン「ATM98」、「AT5040」、放送局用バウンダリーマイクの「AT844」などを中心に展示を行った。

マイクロホンの新製品「ATM98」(写真左)

こちらも新製品のサイドアドレスマイクロホン「AT5040」(写真左)


新製品のバウンダリーマイクロホン「AT844」

レコーディング用や放送用に加え、会議室などで使われる用途のマイクも多数展示

■ゼンハイザー ジャパン

ゼンハイザーはワイヤレスマイクロフォン「D 9000」の発表を行った。併せて、同社ブースでは「D 9000」が初披露された。本機は非圧縮のデジタル音声信号送信に対応し、アナログによるワイヤレス送信とは一線を画す音質を誇るという。他にも、プロフェッショナル用途のマイクロフォンや関連機器が多数展示された。

「D 9000」のマイク部

「D 9000」の本体部


「D 9000」のワイヤレストランスミッター部

■シュア・ジャパン・リミテッド

シュアは「Broadcast」「Fixed Instrallation」「Wireless」の3つをテーマに、業務用マイクや放送機器の展示。「Broadcast」コーナーの一角では「SRH1840」などの民生モデルの展示も行われていた。また、業務用モニター機器のイヤホン部に「SE535」と同一のものが採用されたり、放送用ヘッドホンで「SRH440」と同一のヘッドホン部が採用されるなど、業務用機と民生機が同社の両輪となっていることが各展示から改めて伺えた。

「SRH1840」などコンシューマーモデルも一部展示

会議用マイクなども多数展示された


業務用のモニターシステムでもSE535がそのまま使用されている

SRH440がベースとなった放送用ヘッドホン

■ヒビノインターサウンド

本ブースはヒビノグループとして、ヒビノ、ヒビノインターサウンド、スチューダー・ジャパン-ブロードキャストの3社共同で出展された。ここではプロオーディオ機器をはじめ、放送局用ミキシングコンソールから編集ソフト、各種分配・切り替え機まで幅広いジャンルの製品が展示された。

GEFENは切り替え機や延長機を多数出展

GEFENのHDパターン・ジェネレーター「GTB-HD-SIGGEN」


業務用コンソールのデモでは、モニターにPCMのアクティブスピーカーが使われていた

AKGの業務用ヘッドホンも展示

■シンタックスジャパン/エムアイセブンジャパン

シンタックスジャパンのブースでは既報の通り、Babyfaceのクラス・コンプライアンス対応によるiPadとの連携のデモが行われた(関連ニュース)。他にも、RME製品を中心にプロオーディオ機器が展示された。隣のエムアイセブン・ブースではDAW関連機器やソフトウェアが出展。米PreSonusからはオーディオ再生でも定評のあるDAWソフトStudio One次期バージョンが日本初公開された。

「Fireface UCX」によるマルチチャンネル再生のデモ

米PreSonusからはStudio One次期バージョンが日本初公開

■フックアップ・ANTELOPE AUDIO

本ブースは、ANTELOPE AUDIOとその国内代理店であるフックアップが共同出展となった。ANTELOPE AUDIOからは新製品となる32チャンネルAD/DAコンバーター「ORION 32」が出展、注目を集めた。

ANTELOPE AUDIOの「ORION 32」

ZODIACシリーズの各製品が、「飛びねこ」ブランドのハンドメイドスピーカーとコラボ

■エレクトリ/今井商事/フォステクス/須山歯研・・・おなじみのブランドも多数出展

その他にも、コンシューマーオーディオでも馴染みのあるブランド/代理店が多数出展。民生機器関連としては、ネットオーディオ、ヘッドホン、調音材などのジャンルの製品が展示されていた。

エレクトリはAPOGEEのオーディオインターフェースをデモ

今井商事はMYTEK DIGITALのDSD対応D/Aコンバーターを出展


オタリテックはGENELECのアクティブスピーカーで構築したサラウンドシステムをデモ

フォステクスは民生機としても人気のアクティブスピーカー「PM」シリーズを展示していた


須山歯研ブースでは同社のカスタムイヤーモニターを試聴することができた

日東紡音響エンジニアリングは同社の調音材とモニタースピーカーを展示


ローランドはUSBオーディオインターフェース「UA-55」なども展示

コンチネンタルファーイーストは独ADAMのパワードモニターを多数出展

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