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microSDIOとUSBアダプタも登場

東芝、世界最小のTransferJet対応送受信モジュールを開発

公開日 2012/09/26 18:35 ファイル・ウェブ編集部
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東芝は、TransferJet規格に準拠した世界最小の送信モジュール「TJM35420XLG」を製品化し、2013年1-3月期に量産を開始することを発表した。


TransferJet対応の送信モジュール「TJM35420XLG」
TransferJet(関連ニュース)は東芝を含む45社が規格化を進める近接無線転送技術。対応モバイル機器を転送先へタッチするだけで、データを転送できる。

「TJM35420XLG」はTransferJet対応の無線LSIと高周波フィルターや受動素子など無線LSI周辺部品を内蔵した送信モジュール。スマートフォンやタブレットなど高密度実装が求められるモバイル端末への搭載が想定されている。サイズは4.8×4.8×1.0mmで、TransferJet規格に準拠した無線モジュールとしては世界最小となるという。

また、同社はTransferJet対応のmicroSDIOカード「TIM35420UGS」と、TransferJet対応USBアダプタモジュール「TJM35420UXG」も合わせて製品化し、2013年1-3月期から量産を開始する。

TransferJet対応microSDIOカード「TIM35420UGS」

TransferJet対応USBアダプタモジュール「TJM35420UXG」

microSDIOカード「TIM35420UGS」は、専用アプリケーションソフトがインストールされたスマートフォンやタブレットのmicroSDスロットに挿入することで、TransferJetに対応を実現することが可能。

USBアダプタモジュール「TJM35420UXG」は、ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどに外付けして専用アプリケーションインストールすることで、TransferJetへの対応を実現する。

【問い合わせ先】
東芝 セミコンダクター&ストレージ社
Tel/044-548-2821

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