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価格などの仕様詳細が明らかに

キヤノン、4Kデジタルシネマカメラ「EOS C500/EOS C500 PL」を10月下旬に発売

2012/08/30 ファイル・ウェブ編集部
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キヤノンは、4K映像の撮影に対応するデジタルシネマカメラ「EOS C500」「EOS C500 PL」(関連ニュース)の発売日を10月下旬に決定。さらに製品仕様の詳細を明らかにした。価格はオープンだが、2機種とも230万円前後での販売が予想される。

「EOS C500」「EOS C500 PL」

両機種とも撮影した4K映像の画質を劣化させることなく、RAWデータでの出力が行える「Cinema RAW」を採用するモデル。「Cinema RAW」には、高階調のリニアデータを10bit Canon Logに変換する「Canon Log」を適用している。4Kフル解像度で最大60fpsの撮影が可能となり、4K HRAW/2Kモードでは最大120fpsまでのハイスピード撮影が行える。

さらに2K(2,048×1,080)出力においては、豊富な色情報を持ち、クロマキー合成などの画像処理との親和性が高いRGB 4:4:4信号(12ビット)を新たに採用している点もポイントとなる。

撮像素子には、スーパー35mm相当の約885万画素(4096×2160)単板CMOSセンサーを搭載している。CMOSセンサーはR・G・Bそれぞれに対応する撮像素子を格子状に配置したベイヤー方式を採用した。ISO感度は320〜20000の高感度域まで設定可能となる。

レンズマウントは、C500がキヤノンEFマウント(シネマロックタイプ)、キヤノンEFレンズ群(EF-Sレンズを含む)に対応。C500 PLがPLマウントに対応する。35mmフィルム換算時の焦点距離は、4096×2160/2048×1080時で実焦点距離×約1.46、3840×2160/1920×1080時で実焦点距離×約1.53となる。

動画撮影時の映像圧縮方式はMPEG-2 Long GOPで、音声記録方式は48kHz/16bitのリニアPCM。ファイルフォーマットはMXF。静止画はDCFおよびExif Ver2.3に準拠しており、ファイルフィーマットはJPEGとなる。記録メディアは、動画がCFカードで、静止画がSD/SDHCカードに対応する。

本体には、上下左右の方向に270度回転する大型の4.0型ワイドタイプ液晶モニター(約123万ドット)を備えた、着脱可能なモニターユニットを用意している。

本体サイズは約185W×249H×187Dmm(モニターユニット装着時)。質量はC500が約1820gで、C500 PLが約1930g(本体のみ)。

【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90006

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドCANON
  • 型番EOS C500
  • 発売日2012年10月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格2,300,000円前後)
  • ジャンルその他
  • ブランドCANON
  • 型番EOS C500 PL
  • 発売日2012年10月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格2,300,000円前後)