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楽曲取り込みも高速化

米Amazon、「Cloud Player」に256kbps MP3への自動アップグレードサービスなど追加

2012/08/01 ファイル・ウェブ編集部
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米Amazonは、クラウド音楽サービス「Amazon Cloud Player」のアップデートを発表した。

「Amazon Cloud Player」は、Amazonが展開するクラウド音楽サービス。無料で250曲をクラウド上に置いておき、再生することができる。この250曲には、AmazonのMP3ストアで購入した楽曲はカウントされない。年間24.99ドルのプレミアムプランに加入すると、25万曲を置いておけるストレージが提供される。

今回のアップデートでは、Cloud Playerへのインポートが簡易化・高速化される。ユーザーがPC上に保存している音楽ライブラリーをスキャンして、Amazonのライブラリーにある楽曲とマッチした楽曲については、自動的に256kbpsの高音質MP3ファイルが読み込まれる。マッチしなかったものについてはMP3/AACファイルがアップロードされる。アップル「iTunes Match」と同じような仕組みだ。

既にAmazon MP3 storeで購入済みのファイルはCloud Playerへ追加され、「購入済み」プレイリストに保管される。今後、新たに購入するものについてもCloud Playerに自動追加されるようになる。

Cloud Playerにインポート済みの楽曲は、MP3/256kbpsの高音質ファイルへ自動アップグレードされる。このアップグレードはCloud Playerへの次回ログイン時に1度だけ行われ、数分で完了するという。なお、高音質版のファイルは「Upgraded Audio」プレイリストに保管され、オリジナル版のファイルも別途Cloud Drive上に保存される。

またユーザーが今後、新たにCloud Playerにインポートする楽曲についても256kbpsの高音質ファイルにアップグレードできるようになる。

その他、楽曲情報やアルバム情報などメタデータをユーザーが編集可能になった。またこれらのメタデータは、Amazonのカタログからインポートする際に参照し、保存できる。

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