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住友電気工業とソニー、純緑色半導体レーザーを開発 − レーザーPJなどに活用可能

公開日 2012/06/21 16:46 ファイル・ウェブ編集部
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住友電気工業(株)とソニー(株)は、発振波長530nm帯で100mW以上の光出力を有する純緑色半導体レーザーを開発したと発表した。レーザープロジェクター等の映像表示デバイスに応用できるという。

今回開発された純緑色半導体レーザー

純緑色半導体レーザー発振の様子

今回開発された純緑色半導体レーザーは、従来の窒化ガリウム系緑色レーザーの約2倍の輝度を実現したのが特徴だ。光電変換効率は8%以上。

現在、緑色については赤外光を光学素子により波長変換したレーザーが主に用いられているが、光源が大型かつ高価という課題があったという。また、窒化ガリウム系緑色レーザーでは十分な輝度が確保できなかった。

今回純緑色半導体レーザーが登場したことで、光の三原色(赤・緑・青)のレーザー光源が揃うことになり、レーザープロジェクターや、携帯型レーザープロジェクターなど幅広い用途への活用が期待されている。

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