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パソコンとの接続に対応

ブラザー、業務用のシースルー型ヘッドマウントディスプレー「AiRScouter(エアスカウター)」

2012/04/17 ファイル・ウェブ編集部
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ブラザー販売(株)は、シースルー型ヘッドマウントディスプレー「AiRScouter(エアスカウター)」の新モデルとして「WD-100G」(裸眼者用モデル)と「WD-100A」(眼鏡者用モデル)を6月より業務用途向けに発売する。価格はオープンだが直販サイトでは199,980円で販売する。

WD-100G

WD-100A

工場での機器組立支援やピッキング作業支援など、業務用途での使用を想定したヘッドマウントディスプレイ。パソコンと接続するための専用コントロールボックスを新たに開発し、パソコン画面をディスプレーに映し出すことができるようになった。これにより汎用性を高めた。

パソコンとエアスカウターはUSBケーブルで接続し、映像と電力をUSBケーブル一本で伝送可能。シースルーで外光透過率が高いため、視野を妨げることなく安全に作業できるほか、実際の視野に図面などを重ねて表示することで、より正確に効率よく作業することができるとしている。

また、視度調整ダイヤルを操作することで、約30cmから約10mの範囲で画面の表示位置を調節可能。作業環境に合わせて調節することで効率よく作業できるよう配慮している。

解像度はSVGA(800×600ピクセル)で、ヘッドディスプレーと専用メガネフレームを合わせても約108gと軽量な質量である点も特徴のひとつ。ディスプレーは作業環境や利き目に合わせて左目、右目どちら側にも取り付けられる。同社では製品に使用イメージ動画をYouTubeで公開している。

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