HOME > ニュース > JVC、Wi-Fi内蔵のVX/EXシリーズなど“Everio”新製品を発表

60pフルHD撮影対応の「GZ-G5」も登場

JVC、Wi-Fi内蔵のVX/EXシリーズなど“Everio”新製品を発表

公開日 2012/02/02 13:16 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

(株)JVCケンウッドは、JVCブランドからデジタルビデオカメラ“Everio”の新製品を発表。Wi-Fiネットワーク機能を内蔵したVX/EXシリーズや、1080/60pのフルHD撮影機能を搭載した「GZ-G5」など4つの新製品がラインナップに加わる。

Wi-Fiネットワーク機能を搭載したモデルはスリムボディの「GZ-VX770」と、コンパクトなエントリーモデルの「GZ-EX270」「GZ-EX250」の3機種。いずれも2月下旬の発売が予定されており、価格はオープンだが、VX770が10万円前後、EX270が7万円前後、EX250が6万円前後で販売される見込み。カラーはプレシャスシルバー。

高画質ハイエンドモデルの「GZ-G5」も2月下旬の発売が予定されている。AVCHD Progressive対応により、1080/60pの高画質フルHD動画の撮影が可能なことなどが特徴。価格はオープンだが、11万円前後で販売される見込み。カラーはブラックのみ。

Wi-Fiネットワーク機能搭載のVX/EXシリーズ


GZ-VX770

GZ-EX270(左)/GZ-EX250(右)
VX/EXシリーズの計3機種は、“Everio”のラインナップとして初めてWi-Fiネットワーク機能を搭載した。先行して発表されたV/Eシリーズに同じく、コンパクトな本体サイズと、高画質フルHD撮影機能を実現している。画質エンジンは「FALCONBRID」を搭載する。

VX770は332万画素の1/4.1型 裏面照射CMOSセンサーを搭載。本体に32GBのメモリーを内蔵したほか、SDメモリーカードへの記録も可能だ。レンズはF1.2の明るさを備え、光学10倍ズームに対応したJVC HDレンズ。光学式の手ぶれ補正を採用し、ワイド端での撮影時には電子式のアクティブモード補正も併用できる。

EX270/EX250は150万画素の1/5.8型裏面照射CMOSセンサーを搭載。本体内蔵メモリーのサイズが異なっており、EX270が32GB、EX250が16GBとなる。SDメモリーカードへの記録も行える。レンズは明るさF1.8のコニカミノルタHDレンズ。光学40倍ズームに対応する。手ぶれ補正は電子式を採用した。


VX770のレンズシャッターは、電源ON時に自動でオープン、閉じる際にはレンズ横のスイッチで行う
3機種が共有するWi-Fiネットワーク機能は、カメラをスマートフォンやタブレットなど他のWi-Fi機能搭載のデバイスにダイレクト接続できる「Wi-Fi Direct」に対応した。またホームネットワークにWi-Fi接続して使うこともできる。iOS/Androidのプラットフォームに対応した無料アプリ「Everio sync.」(iOS版/Android版)をスマートフォンやタブレットにインストールして、ビデオカメラの基本操作をリモートコントロールできるようになる。本機能により、ビデオカメラを使って別室のモニタリングなども行える。

WiFiネットワーク機能を活かした「モニタリング機能」の説明

自動撮影された静止画をメールで送れる「お知らせメール」の機能

「お知らせメール」機能は、カメラのオートシャッター機能を活用して、人の顔や物体の動きを検出した際に静止画を自動撮影して、あらかじめカメラ側に登録しておいた最大8件のメールアドレスにインターネット経由で自動送信できるというもの。留守中にも家族の帰宅を確認するなどの使い方が可能だ。自動静止画撮影とメール送信機能の実行インターバルは15秒から1時間まで、間6ステップ刻みで設定ができる。

短いメッセージ動画を撮ってすぐに送ることができる

Wi-Fi Direct機能を活かしたスマートフォン/タブレットとの連携機能


被写体の顔を認識

自動で静止画を撮影してメール送信
また簡単な操作で、最大15秒までの動画を登録済みアドレスへ手軽に送信できる「ビデオメール」機能も搭載。その他、本機で撮影した動画や静止画を「Wi-Fi Direct」やインターネット経由で、スマートフォンやタブレットに転送して楽しむこともできる。なお、スマートフォンやタブレットに転送できる動画は最大5分で、AVCHDで撮影したデータは転送時に640×360ピクセルのMP4動画に自動変換される。変換を行う前のAVCHDファイルはそのままの状態で保存することが可能だ。また、PCを経由すれば、AVCHDの高画質のままスマートフォンなどに転送することもできる。

本体には3.0型のタッチ操作対応「クリアブライトIII」液晶モニターを採用している。

VX/EXシリーズともに、顔認識機能に加えて、犬猫の顔を検出するペット検出機能も搭載。スマイルメーターや静止画自動撮影機能も備えている。暗い場所や静かな場面での撮影に配慮したマナーモードも搭載。音声は「K2テクノロジー」による高音質再生や、ズームマイクを内蔵する。

VX770は、昨年発売のVシリーズ(関連ニュース)と共通のデザインを採用。F1.2の明るいレンズを搭載しながら幅36mmのスリムボディを実現した。液晶モニターとレンズ部にはアルミ素材を採用し、モニター部はヘアライン加工、レンズ部はスピン加工を施している。

カメラで撮影した映像の管理・共有などが行えるWindows用アプリケーションソフト「Everio MediaBrowser4」も付属する。


2Dハイエンドモデルの「GZ-G5」


GZ-G5
「GZ-G5」は“Everio”シリーズの2D専用高画質・高機能モデルとして新たに加わるモデル。JVC独自の「F1.2 GTレンズ」と、1/2.3型1062万画素の裏面照射CMOSセンサーにより、最低照度2ルクスを実現。夜景や暗い場所での高画質な映像記録を可能にしている。画質エンジンは「FALCONBRID」を搭載。本体内蔵メモリーは64GB、SDメモリーカードへの記録も行える。


G5のレンズシャッターは自動開閉式
AVCHD Progressive対応により、1080/60pのプログレッシブ記録が可能になった。EverioのラインナップでAVCHD Progressive対応機は本機が初めてになる。また水平解像度が1080TV本の動画記録を実現し、より高精細な映像記録が楽しめる。静止画は超解像技術により、11メガ相当の画質で撮影できる。

GZ-G5は水平解像度1080TV本の高画質撮影を実現した

手ぶれ補正機能は「パワードアクティブモード」を搭載した光学手ブレ補正機能を採用。同社の従来モデルで採用してきた「アクティブモード」と比較して、ワイド端での補正エリアを約3.5倍に拡大して、ズーム時にもより補正効果を高めている。レンズは35mm判換算で29.5mmをカバーするワイドレンズ仕様とした。レンズ部にはフィルターの装着も可能。LEDライトやフラッシュも内蔵する。

本体には92万画素・3.5型のタッチ操作対応「クリアブライトIII」液晶モニターを採用している。

音声記録は内蔵ズームマイクの搭載により集音性能を高めた。「K2テクノロジー」も搭載し、より高音質なサウンド再生が可能だ。

撮影した動画ファイルをBlu-rayに記録できるWindows用アプリケーションソフト「Everio MediaBrowser4 BE」も付属している。


Everioを「人生そのものを見守る」ビデオカメラに

JVCケンウッドは本日、Everio新製品の記者発表会を開催した。壇上には同社業務執行役員 ホーム&モバイル事業グループ 事業企画統括部長の鈴木雅之氏が登壇し、同社のビデオカメラ事業の戦略を語った。


JVCケンウッド 鈴木雅之氏
昨今のビデオカメラが置かれている商品環境について鈴木氏は、「YouTubeなど動画サイトや、FacebookなどのSNSの急速な普及に伴って動画コミュニケーション市場が拡大している。動画を撮るためのデバイスは、かつてはビデオカメラが相場だったが、今ではスマートフォンやデジタルカメラにも広がっている」と説明。このような環境にあって、JVCは「先端の技術と、ユーザーニーズを的確に捉えた商品構成によって、常にビデオカメラ市場をリードしてきた」と自信をみせた。

同社の2011年度実績については、上期・下期ともに台数実績が前年を上回る成果が残せそうであるという。2011年度の国内市場での実績予測は「台数増となる180万台、金額微減となる843億」という見通しを立てた。2012年度はやや減速しつつも、台数は175万台を確保できるという予測も示された。このような市場の状況を鑑みつつ、鈴木氏はJVCとしてのビデオカメラ事業の新しいビジョンを発表。「これまでのビデオカメラはハレの舞台でお客様の様々な“思い出を残す”ための製品だったが、これからは動画でコミュニケーションを図る人たちを中心に、“人生そのものを見守る”ための商品として訴求していきたい」とし、意欲を示した。

今回発表したWiFiネットワーク機能内蔵のVX/EXシリーズ、高画質モデルのGZ-G5が加わり、“Everio”のラインナップがさらに充実した。今後のシリーズ展開については、G5をはじめとした画質訴求タイプの商品と、WiFi搭載機など同社の先進技術を前面に打ち出したモデルの2本の基軸に沿って展開していくという。

【問い合わせ先】
JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
TEL/0120-2727-87

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドJVC
  • 型番GZ-VX770
  • 発売日2012年2月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
【SPEC】●動画記録方式:AVCHD規格準拠 MPEG-4 AVC/H.264 ●音声:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:1/4.1型 裏面照射CMOS センサー 332万画素 ●レンズ:光学10倍 JVC HDレンズ ●最低被写体照度:1ルクス ●液晶モニター:16:9ワイドクリアブライトIII 3.0型(23万ドット) ●記録メディア:32GB 内蔵メモリー、SDXC/SDHC/SDカード ●消費電力:約2.9W ●外形寸法:36W×57H×115.5Dmm(バッテリー含む) ●質量:約215g(バッテリー含む)
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドJVC
  • 型番GZ-EX270
  • 発売日2012年2月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
【SPEC】●動画記録方式:AVCHD規格準拠 MPEG-4 AVC/H.264 ●音声:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:1/5.8型 裏面照射CMOS センサー 150万画素 ●レンズ:光学40倍 コニカミノルタHDレンズ ●最低被写体照度:3ルクス ●液晶モニター:16:9ワイドクリアブライトIII 3.0型(23万ドット) ●記録メディア:32GB 内蔵メモリー、SDXC/SDHC/SDカード ●消費電力:約2.3W ●外形寸法:51W×55H×117Dmm(バッテリー含む) ●質量:約195g(バッテリー含む)
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドJVC
  • 型番GZ-EX250
  • 発売日2012年2月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格60,000円前後)
【SPEC】●動画記録方式:AVCHD規格準拠 MPEG-4 AVC/H.264 ●音声:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:1/5.8型 裏面照射CMOS センサー 150万画素 ●レンズ:光学40倍 コニカミノルタHDレンズ ●最低被写体照度:3ルクス ●液晶モニター:16:9ワイドクリアブライトIII 3.0型(23万ドット) ●記録メディア:16GB 内蔵メモリー、SDXC/SDHC/SDカード ●消費電力:約2.3W ●外形寸法:51W×55H×117Dmm(バッテリー含む) ●質量:約195g(バッテリー含む)
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドJVC
  • 型番GZ-G5
  • 発売日2012年2月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
【SPEC】●動画記録方式:AVCHD規格準拠 MPEG-4 AVC/H.264 ●音声:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:1/2.3型 裏面照射CMOS センサー 1062万画素 ●レンズ:光学10倍 JVC HDレンズ ●最低被写体照度:2ルクス ●液晶モニター:16:9ワイドクリアブライトIII 3.5型(92万ドット) ●記録メディア:64GB 内蔵メモリー、SDXC/SDHC/SDカード ●消費電力:約3.7W ●外形寸法:57W×63H×129Dmm(バッテリー含む) ●質量:約360g(バッテリー含む)