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いよいよ開催間近

世界有数のオーディオショウのキーパーソン − Richard Beers氏が語るT.H.E.SHOW

2011/12/28 季刊オーディオアクセサリー編集部
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アメリカ・ラスベガスのフラミンゴホテルにて、現地時間の2012年1月10日(火)〜13日(金)まで開催されるT.H.E.SHOW(The HomeEntertainment Show)。今回で15回目を迎えるこのショウは、世界各国のオーディオブランドがずらりと名を連ね、オーディオに特化したショウとしてはいまや世界有数の存在となっている。

また、2012年は1月のラスベガスに加え、5月にニューヨーク、6月にロサンゼルスでの開催も予定しているなど、その規模を拡大し、この世界的な不況のなかにあって着実な来場者を集めている。

今回はキーパーソンであるRichard Beers氏に、改めてT.H.E.SHOWの概要と魅力をお伺いした。

― T.H.E.SHOWの概要についてお聞かせください

今回で15回を迎えるT.H.E. SHOWは、CESに代わるハイエンドオーディオショウとして毎年ラスベガスで開催してきました。CESがありとあらゆるエレクトロニクスをターゲットとしたショウであるために、TV、携帯電話などに主題が移っていっているなかで、”ハイエンドオーディオ”と”ホームシアター”を主眼に置いた展示会として開催を続けています。

― 多くの来場者が訪れているそうですが、近年の傾向はいかがですか?

T.H.E SHOWが立ち上がった1990年代では、来場者数が急速な伸びをみせました。しかし、2000年中頃は世界経済の悪化などもあって出展社が減少した時期があったのも事実です。しかし、その状態も次第に回復をみせ、2010年に開催場所をフラミンゴホテルに移してからは、出展社、参加者数が急速に増えています。いまでは国際的なハイエンドオーディオ機器の展示会としてT.H.E.SHOWは世界的にも認められた存在であると考えています。

― 日本のオーディオファンのなかには、一度はT.H.E.SHOWに足を運びたいという方も大勢いらっしゃいます。彼らにメッセージはありますか?

経済状況が悪化している中で、T.H.E. SHOWへご参加いただけるオーディオメーカーの数は伸びています。これは我々が、出展メーカーの新商品やアイデアを披露するために、また比較的若いメーカーでも出展しやすいようにと、さまざまなことに配慮しながら進めているためであると自負しています。来場者も熱心なオーディオファイル、報道関係者、販売店、輸入代理店などのオーディオ業界に深い方々が多くを占めます。

昨年は初めて西海岸、ロスアンゼルス・ニューポートビーチで展示会を開きました。一般開示の展示会で、3日間で5千人を超える入場者で賑わいました。さらに今年からはニューヨークでも5月に開催する予定です。

ぜひご自身で機会を設けてでも、ご来場いただけますと幸いです。きっとエキサイティングなオーディオが体験できることと思います。

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