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DTSの11.1ch対応サラウンド再生技術「DTS Neo:X」が米OnkyoのAVアンプに採用へ

公開日 2011/06/09 18:01 ファイル・ウェブ編集部
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米DTS, Inc.は、同社独自の11.1ch対応サラウンド再生技術「DTS Neo:X」が、米Onkyoが発売する9.2ch対応AVアンプに採用されることを発表した。


TX-NR1009
DTSが開発した「DTS Neo:X」は2ch、5.1ch、7.1chなど、さまざまなチャンネル数の音声を、最大11.1chに拡張して再生する技術。7.1chシステムでは通常、フロントL/R、センター、サイドL/R、サラウンドL/R、LFEのスピーカー配置が用いられるが、Neo:Xの11.1ch再生の場合、これをベースにフロント側にワイドL/R、ハイトL/Rを追加する。9.1chに拡張することも可能で、この場合はワイドL/Rスピーカーが省略される。

DTSでは以前より新技術に対応したAVアンプが、2011年第1四半期に製品化されることをアナウンスしていたが、このほどアメリカで米Onkyoが販売する「TX-NR1009」に採用される運びとなった。本機は9.2ch対応のAVアンプで、「DTS Neo:X」への対応のほかに、3D映像のパススルー出力や豊富なネットワーク再生機能を搭載している。価格は1,399ドルで販売される。

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