HOME > ニュース > クリプトンHQMストアで192/24のサラウンド音源配信スタート − “Mr.サラウンド”沢口真生氏が手掛ける

クリプトンHQMストアで192/24のサラウンド音源配信スタート − “Mr.サラウンド”沢口真生氏が手掛ける

公開日 2011/04/28 19:09 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)クリプトンは、同社が運営する高音質音楽配信サイト「HQM store」にて、最高192kHz/24bitのサラウンド音源配信を本日よりスタートした。

この音源は、沢口真生氏が主宰する「UNAMAS Jazz」と「UNAMAS hug」レーベルのもの。同氏はNHKのミキシングエンジニアとして数多くのサラウンドミキシングを開発し、現在は「サラウンド寺子屋塾」「沢口音楽工房」を主宰するサラウンドのオーソリティのひとり。2005年には日本オーディオ協会から「第10回 音の匠」にも選ばれた。

「私は自然音とアコースティック楽器の奏でる音楽を融合させた『サラウンドスケープ』というコンセプトのもと長年制作を行っており、これを作品として皆さんにお届けしたいと考えていたのだが、サラウンド音源を収録できるメディアでピンとくるものがなかった」と語る沢口氏。そんなとき、クリプトンがサラウンド配信を検討していることを知り、また「マスターのクオリティをそのまま届けたい」という同氏の考えとクリプトンのコンセプトが合致したことから、今回の配信に至ったという。

沢口真生氏

サラウンドマスターは5.1chだが、できる限りファイルの容量を少なくするため、FrontCenterとLFEはダミーにした4chで配信される。これは実験の結果、自然音やアコースティック楽器の再生ではこの2chは必要ないことを確認したからだという。

沢口氏は「192kHz/24bitの音源に対応する機器は増えてきたが、ソフトはまだまだ少ない。素晴らしい音でサラウンド音源を楽しんで欲しい」と語っていた。

【UNAMAS Jazzレーベル】
192kHz/24bitで音源を制作するレーベル。スタジオ録音の音源についてはサラウンドも制作する。


ユキ アリマサ「Forest」
■ユキ アリマサ「Forest」UNAHQ-1004
・192kHz/24bit FLACステレオ ¥3,465
・192kHz/24bit FLACサラウンド ¥6,300
・96kHz/24bit FLACステレオ ¥3,150
・96kHz/24bit FLACサラウンド ¥3,465

バークリー音楽大学在学中に、ハンク・ジョーンズ賞、デューク・エリントン作曲賞を受賞したジャズピアニスト、ユキ アリマサが永年あたためてきた自身のオリジナル曲を中心に構成したソロピアノアルバム。ジャズとして世界で初めて192kHz/24bitサラウンドによりスタジオ録音されたピアノのリアルさは特筆ものです。

【UNAMAS hugレーベル】
「サラウンドスケープ」のコンセプトのもと、自然音と音楽を融合させた音源をリリースするレーベル。沢口氏の作品だけに留まらず、様々なクリエーターの音源を配信する予定だという。「サラウンドで自然音を録音すると、“自然の力”とでも言うべきものがダイレクトに伝わってくる。それを作品として届けられれば」(沢口氏)。

制作時はまず沢口氏が録音した音だけで“ストーリー”を作ってアーティストに聴いてもらい、そこから得たインスピレーションで作曲・演奏をしてもらうのだという。「いわゆるヒーリング音楽とは違う、自然の音と音楽が対等に合わさってデザインされた音源」(沢口氏)だという。

■「熊野幻想」UNAHQ-4001
・96kHz/24bit FLACサラウンド ¥3,465

「熊野幻想」

沢口真生氏が、永年取り組んできた音楽と自然音のコラボレーション、サラウンドスケープにより、2チャンネルを超えた無限の力と心地よさを追求する新たなジャンルの初回作品です。紀州熊野の大自然が奏でる音とContemporary Computer Musc ConcertでMOTUS賞を受賞した作曲家・ピアニスト村上史郎氏のピアノが一体となった自然のリズムを味わうことが出来ます。

自然音の録音をおこなった紀州熊野の大自然

録音のようす


■「山河幻想」UNAHQ-4001(96kHz/24bit FLACサラウンド)
・96kHz/24bit FLACサラウンド ¥3,465

「山河幻想」

パワースポットとしても注目されている、長野県伊那市の分杭峠、戸隠、そして、太平洋につらなる銚子海岸屏風岩にロケーションした、冬の山鳴りや澄み切った深夜のせせらぎ音、熊笹がなびく風、早朝の鳥たちの大合唱、波面が移動していく銚子屏風岩の波音などと、村上史郎氏のピアノが創り出す心地よい空間が広がります。

長野県伊那市の分杭峠や戸隠、銚子海岸屏風岩でロケを行った

録音を行う沢口氏

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック