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外部ノイズを約90%カット

PHIATONから独自技術“VHST”搭載のNCヘッドホン「PS 300 NCi」発売

公開日 2011/04/01 14:18 ファイル・ウェブ編集部
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クレシンジャパン(株)が取り扱うPHIATONブランドより、“PRIMAL”シリーズのノイズキャンセリングヘッドホン「PS 300 NCi」が4月15日に発売される。価格はオープンだが、28,000円前後での販売が予想される。

ノイズキャンセリングヘッドホン「PS 300 NCi」の特徴


PS 300 NCi
本機はオーバーヘッドタイプのアクティブノイズキャンセリング機能を搭載するヘッドホン。40mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載し、インピーダンスは32Ω、再生周波数帯域は15Hz〜22kHz、出力音圧レベルは98dB、最大入力は1,000mW。本体ノイズキャンセリング機能用の電源はリチウムポリマー充電池を採用しており、連続約18時間の駆動を実現している。バッテリーが切れた際にはスルー出力によるリスニングも楽しめる。


電源はリチウム充電池を採用
iPhoneにも対応するマイクコントローラーケーブルと通常のヘッドホンケーブルの2種類が付属しており、本体着脱式の機構を備えることから、用途に応じてそれぞれのケーブルをつなぎかえて使用できる。ケーブルは本体片出しタイプで、長さはどちらも1.5m。ケーブルを除いた本体の質量は140g。

ノイズキャンセル機能では、逆位相の音を発生させることで約90%の外部ノイズをブロックできるという。また、本機では心臓の弁膜から着想を得たという、PHIATON独自の技術であるVHST(Valves of Heart Sound Technology)を採用する。心臓弁膜と同じ働きをする薄いシリコン膜を内部に配置。リスニングの際、耳内の空気圧がヘッドホンの装着時やノイズキャンセル機能の駆動によって上がることによる鼓膜への圧迫感や、空気圧によりヘッドホンのダイアフラム表面に皺が発生し、その音をノイズキャンセルマイクが拾ってしまうことで生まれるハウリングに似た音を解消できるという。普段は閉じた状態のシリコン膜が、圧力の変化によって開閉することでハウジング内外の空気の流れを調整。これによりノイズキャンセリング効果を低下させることなく、耳の圧迫感を抑えられるという。

またハウジングには音質調整用のBASSコントロールポートが設けられており、本体に設けられたコントロールスイッチを切り替えることにより音質を調整できる。


USB給電にも対応するバッテリーチャージャー

本体はコンパクトに折りたためる。専用キャリングケースも付属する
ヘッドホン部の外装には本革を使用。本体はコンパクトに折り畳むことができ、専用のキャリングケースが付属する。その他付属品はステレオ標準プラグ変換アダプター、航空機対応デュアルプラグ変換アダプター、USB接続にも対応するバッテリーチャージャー、AC/DC変換アダプターなど。

PHIATONオフィシャルサイトがリニューアル

また本機の発表に合わせて、PHIATONオフィシャルサイトがリニューアルされた。ブランドのヘッドホン&イヤホン製品の全ラインナップが確認できるほか、注目モデルの製品レビューなども紹介されている。

http://www.phiaton.jp/


【問い合わせ先】
PHIATON CORPORATION
フリーコール/0120-959-234
携帯電話・PHS/045-478-3390

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トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドPHIATON
  • 型番PS 300 NCi
  • 発売日2011年4月15日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
【SPEC】●ドライバーユニット:40mmダイナミック型 ●再生周波数帯域:15Hz〜22kHz ●インピーダンス:32Ω ●出力音圧レベル:98dB ●最大入力:1000mW ●質量:140g(コード除く) ●ケーブル長:1.5m