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メディア向け説明会も実施

【音展】ソニー、オーディオとシアター用で2部屋を用意 − 3Dプロジェクターのデモも

2010/11/21 ファイル・ウェブ編集部
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本日より開幕した「オーディオ&ホームシアター展TOKYO 2010」(音展)。本稿では、富士ソフトアキバプラザ会場にソニーが構えた「シアタールーム」と「オーディオルーム」2部屋のブースの様子をお届けしよう。

オーディオルームには、「SS-AR1」と「SS-AR2」、そして「SS-NA2ES」を用意して、これらスピーカーのデモを実施。アンプに「TA-DR1a」、プレーヤーに「SCD-DR1」を使用して製品の音を確認できるようにしている。

SS-NA2ES

「TA-DR1a」と「SCD-DR1」

また、同ブースでは楽器演奏の生録イベントも実施。フルート、ギター、ベースの演奏を録音することで、「S-Master」や「Sマイク・システム」を搭載した同社製リニアPCMレコーダー「ICD-SX813」などの実力を確認できる。

ブースに入ってすぐの場所にはICレコーダーの展示も

「SS-AR1」と「SS-AR2」のキャビネットなども展示されている

シアタールームには、BDレコーダー「BDZ-AX2000」やAVアンプ「TA-DA5600ES」などを用意。BDプレーヤー「BDP-S5000ES」やSACD/CDプレーヤー「SCD-XA5400ES」も用意し、それらを「SS-AR2」「SS-K30ED」「SA-W3000」といったスピーカーに接続してデモを行っている。

シアタールームの様子

TA-DA5600ES

また、同ルームでは3D対応のSXRDプロジェクター「VPL-VW90ES」もセッティング。「3Dに対応しただけでなく、2Dの画質も向上している」と同社スタッフが語る同製品のデモも実施している。

VPL-VW90ES

なお、同社では本イベントの開幕に先立って会場でメディア向けの説明会を開催。TA-DA5600ESの「HD-D.C.S.(HDデジタル・シネマ・サウンド)」について「前面の壁全体から音が出てくるため、スクリーンとスピーカーの高さが違っているような場合でも、例えば役者の口からちゃんとセリフが聞こえてくるようになる」などと、各製品の担当者が製品の特徴を改めて説明した。

「HDデジタル・シネマ・サウンド」の解説図

同じくTA-DA5600ESに搭載された「スピーカーリロケーション with A.P.M」の解説図

そしてオーディオルームのメディア向け説明会では、スピーカー担当者が「SS-AR1、SS-AR2は大変好評だが高額だった。スピーカーはアンプなど他ジャンルでの“ES”レンジの価格帯が空白だったこともあり、手に入れやすい価格で出したいと思い、今回SS-NA2ESを開発した」とコメント。リビングルームで音を楽しんでもらうことを目指すために指向性を広めにしたことにも触れ、「トゥイーターは、“Sountina(サウンティーナ)”の良さをARシリーズにプラスした。ARシリーズが『お父さん』でサウンティーナが『お母さん』と言えるかもしれない」と言葉を続けた。

また、UDXビル会場に構えたブース(関連ニュース)で展示を行っているモニターヘッドホン/イヤホン「MDR-Z1000」「MDR-EX1000」(関連レビュー)についても担当者が説明。「ミュージシャンが演奏しているときに聴いている音に近い音」と、製品の特徴をアピールした。

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