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「挑戦者」ブランドより

アイ・オー、YouTubeをテレビ画面で視聴できるメディアプレーヤー“Rock Tube”を発売

2010/09/21 ファイル・ウェブ編集部
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(株)アイ・オー・データ機器は、YouTubeをテレビ画面で視聴できるようにするネットワークメディアプレーヤー“Rock Tube”「CL2-001LP」を、「挑戦者」ブランドより9月末に発売する。

CL2-001LP

背面端子部の様子

直販サイト「アイオープラザ」のみでの限定販売で、価格は9,800円(税込)。本日9月21日より予約受付を開始し、先着300件の申し込みには同サイトで利用できる2,000円分の割引クーポンを発行するという。

本製品は、テレビの大画面でYouTubeを視聴できるようにするもの。HDMIやLAN端子に加え、USB端子も前面と背面に1系統ずつの計2系統を備えており、外部ストレージやパソコン内のメディアファイル再生にも対応している。そのほか、光デジタル音声出力も装備している。

本機のリモコン

対応ファイルは動画がWMV 9/MPEG-1/MPEG 2-PS/MPEG 2-TS/MPEG-4/H.264で、音楽がWMA 9/MP3/MP2/LPCM/AAC、静止画がJPEG/BMP/PNG/GIF。

USB端子に接続した外部ストレージに動画のキャッシュを先に読み込んでおくことでスムーズな再生を可能にする「ビデオキャッシュ機能」を搭載。リモコンの赤いボタンを押すとキャッシュが始まり、読み込みが終わった後にコンテンツを再生することでYouTube側の混雑具合に左右されず、スムーズな動画再生が行える。

実際のUI

実際の視聴にあたっては、メニューから「YouTubeを見る」を選択することで専用UIから動画を視聴可能。キーワード検索にも対応しており、リモコンから携帯電話方式の文字入力が行える。また、検索にヒットした動画タイトルを選択した状態でさらにリモコンの右ボタンを押すと、関連動画のリストが表示される。

動画検索結果の画面。リモコンの右ボタンを押すと関連動画が表示される

文字入力画面

早送り/巻き戻しに関しては、パソコンのようなスライドバーを使ったスクラブ操作ではなく、BD/DVDプレーヤーのように2〜256倍での操作に対応。YouTubeをAV機器のように直感的に操作できるようにインターフェースを設計した。また、様々な機能の取捨選択を行うなどでUIの高速レスポンスを実現したという。

なお、「挑戦者」は同社が4年ほど前まで展開していたパソコンパーツブランド。ロゴを変更させるなどして、AV関連機器のブランドとして復活させた。汎用品では満足できないような中・上級者をターゲットにした先鋭的な商品展開を行っていくとしている。

製品に関して保証とサポートを行わない代わりに、タイムリーな製品化と手頃な価格を実現。サポートは行わないが、ユーザー同士が情報交換を行えるようなBBSを公式に設置する予定だという。また、アイオープラザではオプションとして1ヶ月210円、最大6ヶ月1,050円での延長保証サービスも用意する。初期不良は購入から2週間以内に限り交換対応する。

さらに、本製品発売後も様々な追加機能を利用できるようになる有償アップデートをダウンロード販売により行う予定。詳細は未定だが、YouTube以外の動画サイトへの対応や、ユーザーからの意見を反映しながら機能改善することも検討しているという。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドI-O DATA
  • 型番CL2-001LP
  • 発売日9月末
  • 価格9,800円(税込)
【SPEC】●端子:LAN×1、USB×2、HDMI×1、ビデオ出力×1、オーディオ出力×2(アナログL/R×1、光デジタル×1)他 ●外形寸法:170W×29H×148Dmm(突起物含まず) ●質量:約640g(本体のみ)