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IFAプレス・デイが開幕

<IFA2010>メッセ・ベルリンがオープニング・プレスカンファレンスを開催 − 出展社数・会場面積が大きく伸びる

公開日 2010/09/02 05:45 ファイル・ウェブ編集部・山本
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世界最大のエレクトロニクスショー「IFA2010」が9月3日より開幕する。現地時間1日からは一般公開に先駆け、主催メッセ・ベルリン社や大手メーカーによるプレスカンファレンスなどのイベントが開催された。


Miss IFA
プレスデイ初日の1日は、IFA2010を主催するメッセ・ベルリン社によるインターナショナル・プレスカンファレンスが午後13時より実施された。

IFAは今年、1924年の第1回開催から数えて50回目のアニバーサリー・イヤーを迎える。カンファレンスの冒頭に登壇したIFAのイメージキャラクター、Miss IFAが「Happy Birthday」を歌い、イベントの開幕を祝福した。

初めにイベントを主催するメッセ・ベルリン社C.O.O.のChristian Goeke氏が登壇し、IFA2010のハイライトを紹介した。


Christian Goeke博士
今年は09年同様、世界的に困難な経済環境が続いたが、最終の出展社数は1,423社と09年から22%、出展面積も134,400平方メートルと09年から11%の伸びを達成した。来場者に関しても国内外から約23万人を見込んでいる。今年の成果についてゲーケ氏は「もはや他地域で開催されているエレクトロニクスショーのライバルを抜いて、IFAが世界最大のコンシューマエレクトロニクスとホームアプライアンスショーであることが証明された」とコメントし、IFA2010の安定した成長をアピールした。

またゲーケ氏は出展社の国際化が進んだ点についても触れ、「今年は中国、台湾、韓国、香港などアジア地域からの出展社がさらに増加した。ここ2年間での海外出展社の拡大が目覚ましい」と述べた。

またゲーケ氏は1930年にIFAのオープニングキーノートを行ったアルバート・アインシュタインのスピーチから「発明こそがデモクラシーを推進する原動力になる」というフレーズを紹介し、「IFAはアインシュタインの精神を受け継ぎ、今もグローバルなコミュニケーションセンターとしての重要な役割を担っている」と語った。


IFA 統轄本部 部長 Jens Heitecker氏
今年のIFAではiPod関連の製品を集めた「iZone」や、電子書籍関連のソリューションを取り上げる「eLibraty」、先進的な技術開発や研究成果をそろえる「IFA TechWatch」など、新たな試みを含む注目の展示内容も多い。ゲーケ氏は「これまでのIFAが絶え間なく進化してきたように、これからもIFAはエレクトロニクスの進化に柔軟に合わせて成長を続けていく。IFA2010もチャレンジを成功させたい」と締めくくった。

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