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話題のソフトをWoooで見る

画質は、機能はどう進化した? −日立“Wooo”「P50-XP05」導入レポート

2010/07/27 大橋伸太郎
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この連載「話題のソフトを“Wooo"で観る」では、AV評論家・大橋伸太郎氏が旬のソフトの見どころや内容をご紹介するとともに、“Wooo"薄型テレビで視聴した際の映像調整のコツなどについてもお伝えします。

日立“Wooo”プラズマテレビ歴代フラグシップモデルをテレビやブルーレイ視聴のリファレンスにしてきた。つい先日、最新モデル「P50-XP05」が自宅2階の仕事場にやって来た。

日立「P50-XP05」

2年前、日立はALIS方式と訣別した。以降のプラズマテレビはそれまで以上に画質が高まり、パナソニックとPDPを生産統合してからの近作は絶好調である。

今や国内全メーカーが参入した録画テレビというカテゴリーのオリジネーターは日立であった。先頃のワールドカップ南アフリカ大会でも、昨年来のリファレンスである「P50-XP035」が「見る・聴く・録る」に大活躍した。別れるのは悲しいのだが、仕事なのでこれも仕方がない。

自宅はホームシアターが1階、仕事場は2階にある。入れ替えの度に音元出版から編集スタッフがやってきて、階段を使って梱包状態のWoooを一緒に運び入れるのだが、これが毎回ラクではなかった。だがモデルが新しくなるたびに短時間で済むようになり、今回のP50-XP05は汗もかかず、拍子抜けする位カンタンに完了した。

まず梱包箱が薄い。そして衝撃的なほど軽い。ちなみに本体質量を比較すると、43.1kg(P50-XR02)→33.1kg(P50-XP03)→26.9kg(P50-XP05)となる。XR02は2008年4月発売なので、2年間で実に16kg以上軽くなったことになる。アンテナ設定などセットアップも非常に手順が合理化され、短時間で終了するように工夫されている(質量は、本体のみ・スタンドなしの場合)。

■XP05シリーズはプラズマ/液晶で計6モデルを展開

さて視聴インプレッションに入る前に、P50-XP05のプロフィールを簡単にご紹介しよう。

XP05シリーズは日立Woooの最上位にあたり、50/46/42Vの大画面3モデルがプラズマで展開しているのに対し、液晶モデルは42/37/32V型をラインアップしている。

Woooの場合、プラズマパネルはパナソニックが生産したものを採用しているが、ネイティブコントラスト比500万対1はVIERAのパネルと同じ数値である。

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