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ディスプレイサーチ、世界市場におけるネット接続テレビ市場の長期予測を公開

公開日 2010/04/15 17:59 ファイル・ウェブ編集部
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ディスプレイサーチは、2010年第一四半期の「季刊 TV最新機能&技術調査レポート」を発刊し、2009年から2013年までのネット接続テレビの世界市場における予測を発表した。


ディスプレイサーチのネット接続テレビの動向予測
同調査内容によれば、今後2013年までに約1億台のネット接続対応テレビが市場に投入されるという予測が示されている。ディスプレイサーチのTV Electronics Research部門ディレクター、Paul Gray氏のコメントによれば「今後のテレビ製品は、様々な革新的な機能を実現するUSB端子の搭載を急速に進めていくことだろう。Skype対応のビデオ電話機能を搭載したネット接続テレビは、今後様々な機能追加とともに中国の市場に展開していくと予測する。また、映像ストリーミングビデオサービス“VUDU”はテレビの魅力を大きく変化させていくことだろう」と説明している。

またデジタル放送を巡る環境も、欧州で今年から地上デジタルのハイビジョン放送が展開される他、ブラジルや中国でもデジタル化への急速な対応が進められていることを指摘しながら、環境の進化がテレビのネット接続対応率をも同時に引き上げていくだろうとしている。

さらにテレビを巡る技術動向に関してはLEDバックライトや4倍速駆動技術に着目し、これらの技術がコンシューマー市場の3D普及拡大にも貢献することで、2013年に3D対応テレビの販売台数は年間2,700万台に達するという予測を示している。

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