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ディスプレイサーチ、2013年までの3D対応テレビ出荷台数予測を発表 − 2,700万台市場へ成長

公開日 2010/04/13 19:05 ファイル・ウェブ編集部
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ディスプレイサーチは、2010年以降の3Dテレビ出荷台数予測を発表した。2010年に3D対応テレビは250万台程度の出荷が予想されるが、2013年には2,700万台程度まで成長するだろうと予測している。

ついに具体的製品が市場に登場する3Dテレビだが、同社は「3Dは急速な成長をみせる」と予想。2013年には40型以上のテレビのうち27%が3D対応モデルになるだろうと見ている。


2013年までの3D対応テレビ市場の成長予測
さらに、2010年の出荷台数のうち、半分は北米向け出荷になると予想。これは「3Dは大画面でこそ活きるし、BDや3D放送サービスの成長とも関わってくるため(それらが普及している北米で多数出荷があるだろう)」と説明している。

また、BDDやHD放送の普及率が低い西ヨーロッパについては、3D普及の前にそういったコンテンツのギャップを埋める必要があるだろうと述べた。

「映像処理回路や専用パネルなどが必要なことから、3D対応モデルはエントリーモデルに比べると高くなりがち。そのため2倍速/4倍速駆動パネル搭載モデルに押されたかたちになっている。TV Electronics Researchのディレクター・Paul Gray氏は「ユーザーが第1弾製品にどう反応するか、そしてアーリーアダプターのフィードバックにメーカーがどう学ぶかが、3D普及のカギ」と分析している。

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