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デザインと先進ワイヤレス技術を融合

仏・パロット、ワイヤレススピーカーやAndroid搭載デジタルフォトフレームを国内発売

2010/02/26 ファイル・ウェブ編集部
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フランスのワイヤレス関連機器メーカー、パロット社は、昨年秋に発売したワイヤレスステレオスピーカーの新色や、Android OSを搭載したデジタルフォトフレームの新モデルを4月に日本で発売する。ともにデザインを重視した美しい仕上がりが特長で、主にインテリアショップ、セレクトショップで販売する。

ワイヤレスステレオスピーカー「Zikum(ズィクム)」
¥189,000(税込)、2010年4月発売


Zilumのカラーラインナップは全4色
「Zikmu」は100W+100Wの出力を備えたアンプ内蔵型のスピーカー。今回新たに新色ホワイトアークティック、パールグレー、ライムソルベの3色を追加し、既発売のブラックを入れて計4色展開となった。

Wi-Fi、Bluetooth ver2.1のワイヤレス通信に対応しており、対応の携帯電話、PC、iPhone/iPod touch内の音楽ファイルの再生が可能。再生可能ファイルはMP3とリニアPCM。PC用の同社の無料コントロールソフト(公式サイトでダウンロード可能)を使用すれば、基本操作だけでなく細かなイコライジングやステレオの各chを左右いずれかのスピーカーに割当てることなどが簡単に行える。なおスピーカー間もワイヤレス接続で、配線は不要。


Zilum

PC用コントロールソフトのイコライザー画面。かなり細かく音質を調整できる
トランペットをイメージした個性的なデザインの本機上部にはiPodドックを装備。対応モデルはiPhone 3G、iPhone、iPod touch、iPod nano、iPod classic。もう片chのスピーカー上部に配置する操作ボタンや付属のリモコンでも基本操作を行える。スピーカーの裏にRCA端子も装備しており、テレビなどにも接続できる。


iPodドックを装備する

タッチセンサー式の操作ボタンを設けている


スピーカーの裏にはRCA端子がある
ユニットは2ウェイ構成。下部のダウンファイヤー位置に配置されたウーファーはコンパクトながら豊かな低音を再生する。また上部にはフラットな膜とパネルで構成し、広い音声面を振動させて振動させるNTX技術を搭載した。これにより、部屋のどこにいても音楽が聴こえるようになっている。


底面に12.5×11.3インチのウーファーを搭載

5×1.4インチの上部ユニットは指向性を持たないNTX技術を採用


付属のリモコン

スピーカーが入る箱も楽器ケースをイメージして作られた

デジタルフォトフレーム「Grande Specchio(グランド・スペッキオ)」
¥79,000(税込)、2010年4月発売

以前発売したマルタン・ゼケリ氏とのコラボレーションによるデジタルフォトフレームからディスプレイを大型化。解像度800×400の10.4インチ液晶ディスプレイを搭載する。製品のコンセプトは「インターネットに繋がったハイテクな鏡」。Wi-Fi、Bluetooth対応、GoogleのAndroid OS搭載といった機能を備えながら、普段は鏡として利用できる。


Grande Specchio

鏡としても使用できる
200MBの内蔵メモリのほか、USBポート、SDカードスロットを側面・背面に装備している。再生可能ファイルはJPEG、PNGの静止画データ表示が行える。

Android OSを利用したユニークな機能を備えている。本機で初めて採用された同社オリジナルのソフトウェア「People」は、インターネット上に存在するあらゆる一般人の顔写真を次々と見つけ、スライドショーとして表示するというもの。「Holidays」はGoogle Earthと連動して世界各地の地図や写真を表示できるアプリケーションだ。


Android OSを搭載する

文字入力も可能だが、やや操作しにくい


設定メニュー。メールに添付された画像データもとりこめる

Holidaysの画面
Wi-Fiに接続するためのプロコトルを目的別に多数搭載。専用メールアドレスを設定すれば、外部のPCや携帯電話からメールに添付された画像データを取り込めたり、RSS配信を通じて天気予報、交通情報といった情報を入手できる。

操作は主に上面の中央に配置されたトラックボールで行う。またPCやiPhoneからはパロット社サイト経由でコントロールすることもできる。

本体上面で操作が可能

iPhoneからもパロット社のサイトとリンクして操作できるという

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