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2009年10月1日以降に国内出荷された製品の一部が対象

クリエイティブ、“Sound Blaster X-Fi Go!”の一部にウイルス混入の可能性を発表

2009/12/08 Phile-web編集部
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SB-XFI-GO
クリエイティブメディア(株)は、USBオーディオ“Sound Blaster X-Fi Go!”「SB-XFI-GO」にウイルスが混入している可能性があることを発表。製品の出荷を停止すると共に可能性のある該当ロットの回収を行っている。

対象となるのは、2009年10月1日以降に国内出荷された製品のうちシリアル番号が「S/N : YDSB1100930000001」から「S/N : YDSB1100947001000」までの一部。シリアル番号が「S/N : M」から開始される製品は全て対象外。

混入した可能性があるのは、低リスクの対策可能なワーム型およびトロイの木馬型ウイルス。同社では、「Ravmon.exe」(マカフィーによる呼称:W32/DKR.worm、トレンドマイクロによる呼称:WORM_RJUMP.AI)と、「Boot.exe」(マカフィーによる呼称:W32/Almanahe.c、トレンドマイクロによる呼称:TROJ_CORELINK.D)の2種類を確認したという。

ワームにパソコンが感染した場合は、Windowsの自動実行機能によりウイルスが実行され、パソコンに接続されたハードディスクやUSBメモリなどのストレージデバイスに自身のコピーを作成します。また特定サイトへ接続し、感染したパソコンの情報送信や他の悪質なソフトウェアのダウンロードを行う可能性がある。

ただし、数年前にセキュリティソフトウェア会社に確認され、すでに各社にて対策が施されているため、定義ファイルが最新状態に更新されている場合であれば、Sound Blaster X-Fi Go!がパソコンに接続された直後に検出される。最新の定義ファイルに更新したウイルス対策ソフトを使用してもウイルスが検出されない場合には、製品にウイルス混入の可能性はない。

なお、今回の障害は特定の契約工場内の特定ロットでのみ発生したもので、システムは修復済み。今回障害の発生した工場で今後製造されるSound Blaster X-Fi Go!に関しては問題が修正されたことを確認しているという。

【問い合わせ先】
クリエイティブメディア Sound Blaster X-Fi Go! 対応窓口
TEL/0120-321-230

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