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音展 in AKIBA 2009

シャープ、3DフルHDテレビをデモ − 発売前のLED AQUOS 60V型も展示

公開日 2009/11/13 16:23 Phile-web編集部
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いよいよ開幕した「音展 in AKIBA 2009」。シャープはUDXビル2階の「音展スクエア」で、45m2という同フロア中最大のブースで展示を行っている。

UDXビル2階の中で最大の面積を誇るシャープブース

ブース内容で注目したいポイントは3点。1つは、フルHD 3Dテレビの出展だ。CEATECやFPD Internationalなどでも展示自体は行われていたが、これらのイベントに行っていないという読者も多いことだろう。オープン型の展示なので、整理券なども不要。手軽に最先端のフルHD 3Dテレビによるデモを体験することができる。

フルHD 3Dテレビはオープン展示

なお、このフルHD 3Dテレビはサイズが60V型で、パネルにはUV2Aを採用。バックライトはLEDだが、ローカルディミングを行っているかどうかは非公開という。フレームシーケンシャル方式なのでアクティブシャッターグラスを装着する必要があるが、独自の技術により、クロストークを抑えつつ明るい画面を実現している点がポイントだ。来年の発売を見据え、現在鋭意開発を行っているということなので、今後の動向に期待したい。

ポイントの2つ目は、話題の液晶テレビ“LED AQUOS”が体験できること。展示されているのは60V型の「LC-60LX1」で、11月25日に発売される本機をいち早く体験できる貴重な機会となる。本機はAQUOSオーディオの上に設置されており、HDMI C.E.C.機能を利用した「AQUOSファミリンクII」による操作も試すことができる。

発売前のLED AQUOS 60V型モデルも体験できる

AQUOSオーディオも展示。LED AQUOSとの連携操作も体験できる

また、LED AQUOSに搭載されたUV2Aパネルを体験できるコーナーも用意されている。これが3つ目のポイントだ。黒いカーテンで仕切られているので、忘れずにチェックするようにしたい。これまでのASV液晶パネルとUV2Aパネルを見比べることができ、UV2Aのコントラスト比の高さ、黒の沈み込み、視野角の広さなどを実際に確認することができる。

左が従来のASVパネル、右がまったく新しい技術を採用したUV2Aパネル。黒の沈み込みがまったく異なることがわかるだろう

シャープは今年、LED電球に参入した。先ほど紹介したLED AQUOSコーナーの天井には、シャープ製のLED電球も設置されており、電球色から昼白色まで、光の色を段階的に変えられる「調色機能」が体験できる。さらに、AQUOSのデザインを一貫して手掛けている喜多俊之氏による、LEDを使用した照明も2種類置かれている。残念ながら市販品ではないが、和紙を使用した照明で、LEDという言葉が持つ近未来的なイメージを覆す、柔らかでオーガニックなデザインとなっている。

喜多俊之氏がデザインしたLED照明

こちらも喜田氏デザインのLED照明。やわらかな光が室内をやさしく照らし出す

さらに、先日ご紹介したとおり、同社の業務用のプラズマクラスターイオン発生器が、音展会場に計47台も置かれていることも特筆したい。シャープ広報によると、会場を訪れた方からの問い合わせも多いという。

LED AQUOSの隣には、現在非常に好調な売れ行きという家庭用のプラズマクラスターイオン発生器が置かれている

これが業務用のプラズマクラスターイオン発生器。1台で約30畳をカバーする

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