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「DAP/携帯など多様なニーズに合わせた製品をラインナップ」− オーディオテクニカ発表会詳報

公開日 2009/10/15 17:17 Phile-web編集部
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記事にてお伝えしているとおり、(株)オーディオテクニカは、本日同社の2009年秋冬新製品の発表会を開催。ハイエンドからミドルエントリーまで幅広いラインアップのヘッドホンや、DAP対応ヘッドホンアンプアナログカートリッジなどさまざまな製品を発表した。


(株)オーディオテクニカ 代表取締役社長 松下和雄氏
発表会には同社代表取締役社長の松下和雄氏が登壇。同社の活動とヘッドホン市場について説明を行った。

同社は今年もグラミー賞やサマーソニックなどの大きなイベントに、マイク提供などのかたちでサポートを行い、アーティストから高い評価を得たという。また昨年設立した理工系学生を援助する「オーディオテクニカ奨学会」(関連ニュース)は、その活動が認められ今秋より公益財団法人になった。「資源の少ない日本にとって大切なのはヒューマンリソース。今後も積極的に展開していきたい」(松下社長)

またヘッドホンでは、“SOLID BASS”シリーズが大ヒットを記録。またカラフルな“Bloom”シリーズ「ATH-CKF300」により、女性からの認知度も向上できたという。

ヘッドホン市場は右肩上がりに拡大(同社調べ)

ヘッドホンはDAP以外にもさまざまな機器と使われている(同社調べ)

松下社長は、「日本国内のヘッドホン市場は200億円規模に達し、右肩上がりに拡大している。この市場の成長とともにオーディオテクニカのヘッドホン売上も順調に伸びており、約24%のシェアを獲得している。いまやヘッドホンはDAP以外にもパソコンやゲーム機、携帯電話などさまざまな機器と一緒に使われている製品。10〜20代の女性などは携帯電話で音楽を聴く人も多い。コーポレートステートメントである『Always Listening』のとおり、今後も多様なニーズやライフスタイルに合わせた製品を発売していく所存だ」と展望を語った。

なかでも携帯電話を使うユーザーが若者を中心に増加している(同社調べ)

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