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CEDIA EXPO 2009レポート

CEDIA 2009 AWARD&20周年記念レセプションレポート

2009/09/16 ホームシアターファイル編集部・川嶋隆寛
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毎年、CEDIA EXPO最終日前日に、その年で最も秀逸なインストール物件を選び出すCEDIA AWARDの結果が発表される。今年はAWARDに加えて、CEDIA結成20周年を記念して大々的なレセプションが行われた。

1000人近い出席者が見守る中、AWARDは開始した

CEDIA AWARDはインストール物件で7ジャンル(LARGE HOME THEATER/INTEGRATED HOME/MEDIA ROOM/HIDDEN INSTALLATION/SPECIAL PROJECT/DRESSED SYSTEM/THEME)のベストが選ばれる。それぞれインストーラーの自己推薦で応募し、著名ホームシアター誌の編集長やインストラクターで構成される選考委員会が選出を行う。

その特徴は、物件を手掛けたインストーラーだけでなく、デザイナーや工務店などにも賞が与えられること。またインストール物件だけでなく、CEDIAに功労のあったインストラクターやボランティア、さらにはプロダクトやソリューションもベストを選出するのである。

今年は、これらのAWARDに加えて、20周年を記念して、CEDIAの初代メンバーの挨拶や記念ビデオの放映なども行われた。

まずはインストール物件のベストが発表されていく。LARGE HOME THEATERは価格別で7部門に分けられ、INTEGRATED HOMEも価格別で10部門に区分され、各部門のベストと、2ジャンルの総合ベストが選出された。

選出されたインストーラーたちが次々と舞台にあがり、プレゼンテーターから楯をわたされる

どれも映画館をダウンサイジングした、いかにもアメリカンなスタイルながらも、それぞれ個性的である。特にINTEGRATED HOMEは、ホームシアターのみならず、住まい全体のオートメーションまでをも含んでおり、個性的な物件が目立った。

BEST INTEGRATED HOMEに選出されたのは、カナダとイギリスでカスタムインストールショップを展開するT&T Automation Ltd。同社のおふたりとは、なんと、同じ席で食事をしていた(右上に続く)

同社のイケメンCarl Ambrus氏は柔道有段の猛者!とか話していたところ、名前を呼ばれてステージに上がっていったのであります。かれらは他にも3部門制覇!

マニファクチャー部門ではプロダクトやソリューションが選出されていくが、先日レポートした、エコにも気を配ったルートロンのRadioRA2や、SpeakerCraftのnirv、それにDIGITAL PEOJECTIONの3Dプロジェクターなどが受賞した。

おお! マニファクチャー部門ではSpeakerCraftが選ばれた。ステージには同社のイカツイ面々が! Jeremy社長のパフォーマンス(?)にCEDIAチェアマンKen Erdmann氏も大爆笑


で、ステージから戻ってきたイカツイナイスガイたち(と同社のインターナショナルマネージャーLindaさん)を記念撮影! あ、あのJeremy社長…、こちらをお向きください!

と、そこへジェントルマンたちがやってきた! LUTRONの幹部の面々。省エネとワイヤレスを組み合わせたRadioRA2で見事に受賞

そのあと、CEDIAのチェアマンであるKen Erdmann氏の挨拶が行われ、第2部が開始。CEDIAに縁の深い20周年を記念した挨拶や、20周年記念のビデオが流された。その中で興味深かったのが、CEDIAの初期メンバーである。


CEDIA立ち上げに尽力した方たちがステージに集う
立ち上げにかかわったメンバーには、日本でもアバックの伝説的なインストーラーである諏訪勇治氏が尊敬してやまないTheo Kalomirakisや、NEXTの加藤洋一氏が敬意を払うJoe Kein氏などがいたのである。CEDIAは著名インストーラーが集い、立ち上げに尽力したことを知り、また初期の関係者の苦労に胸を打たれた。

ビデオに次々と登場する伝説のインストーラーたちはあまりにも眩しかった。

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