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CEDIA EXPO 2009レポート

<Integra>10周年を迎えAVアンプが10モデルもラインアップ

公開日 2009/09/12 23:05 ホームシアターファイル編集部・川嶋隆寛
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北米に『CE Pro』という、ほぼすべてのカスタムインストーラーが読んでいると言われる業界誌がある。この業界誌では、毎年、100人のトップインストーラーが各カテゴリーで最もお気に入りのブランドを選ぶ投票を行っているが、AV RECEIVER部門でここ数年ダントツでトップを駆け抜けるのがIntegraだ。

今年はIntegra導入10周年を迎えて、同ブースは例年以上に活況を呈していた。10周年を記念して、1999年の初代機から現行機に至る数々の名機を展示。傍らを歩くインストーラーが指差して、懐かしがっている光景も見られた。

Integra登場10周年を記念してこの10年間を飾る名機が展示されていた。Integraの歴史は『ホームシアターファイル』の歴史とほぼ重なるのだ

さて、今年のIntegraはAVアンプ(AVプリアンプ、マルチチャンネルパワーアンプ含む)をなんと10モデルも展示。そのほとんどが新製品であり、朝早くから多くのインストーラーを集め、熱心に説明を聞く光景が見られた。

一体型AVアンプは全部で6モデル。ラインアップは上から「DTR-80.1」、「DTR-70.1」、「DTR-50.1」、「DTR-40.1」、「DTR-30.1」、「DTR-20.1」。

一番の注目製品は「DTR-80.1」

一体型AVアンプ、上から「DTR-80.1」、「DTR-70.1」、「DTR-50.1」

「DTR-80.1」は9ch×145Wで4ゾーン配信に対応、「DTR-70.1」は9ch×140Wで4ゾーン配信に対応、「DTR-50.1」は7ch×135Wで3ゾーン配信に対応、「DTR-40.1」は7ch×100Wで2ゾーン配信に対応、「DTR-30.1」は7.2ch×90Wで2ゾーン配信に対応、「DTR-20.1」は5.2chで2ゾーン配信に対応する。「DTR-80.1」、「DTR-70.1」、「DTR-50.1」、「DTR-40.1」はPCでセットアップが可能であり、またインターネットラジオに対応している。

セパレートタイプはAVプリアンプとマルチチャンネルパワーアンプを展示。

AVプリアンプは「DHC-80.1」と「DHC-40.1」の2モデル。「DHC-80.1」は9.2chアンプで3ゾーン配信に対応、「DHC-40.1」は7.2chアンプで2ゾーン配信に対応。パワーアンプも2モデルで9ch対応の「DTA-70.1」と7ch対応の「DTA-9.4」が展示されていた。

セパレートAVアンプ、上から「DHC-80.1」、「DTA-70.1」、「DHC-40.1」、「DTA-9.4」

一体型AVアンプ、「DTR-40.1」、「DTR-30.1」、「DTR-20.1」

また、Integraは北米では既に一昨年からブルーレイプレーヤーを発売しているが、今年も「DBS-30.1」という新製品を導入。RS232Cやイーサネット端子を装備して、ネットワークやオートメーションにもしっかりと対応している。

Integraブランドのブルーレイプレーヤー「DBS-30.1」

そのほか、マルチゾーン配信が普及している北米らしく、「MZA-4.7」というマルチゾーンアンプも展示していた。4アンプゾーンで32ゾーンまでの拡張に耐えうるマルチゾーンアンプである。

マルチゾーンアンプ、「MZA-4.7」

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