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CEDIA EXPO 2009レポート

調光装置メーカー「ルートロン」ブースは省エネとワイヤレスで大人気

2009/09/11 ホームシアターファイル編集部・川嶋隆寛
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会場入り口近く、人だかりができて一際目立つブースがある。調光装置メーカー、ルートロンのブースだ。今年のルートロンは、新製品を多数導入して、多くの来場者を惹きつけていた。同社がここ数年力を入れているシェードを絡めた提案をはじめ、省エネとワイヤレスでも新製品を多数導入していた。


朝からインストーラーが押し寄せ、注目を集めるルートロンブース。同社の説明員はインストーラー対応に大わらわ
まず目立ったのは省エネ提案。「energy saving solutions」と銘打ち、調光装置マエストロをはじめ、同社の各種壁スイッチに省エネ効率がわかるようなインターフェースを導入するなど、グラフィックアイQSで試みられた調光の方向性が進められている。

また、新たに導入するワイヤレスセンサーなどにも省エネ機能を盛り込まれている。省エネという観点からとかく悪者にされがちな白熱灯だが、同社の調光装置を用いれば、省エネにつながることを大々的に打ち出していた。


ワイヤレスコントロールシステムのソリューション群。単なるワイヤレスに終わることなく省エネも組み合わせたワイヤレスセンサーは特に人気を集めていた

ご存じマエストロがエコディマー付きに変わった。洗練されたデザインと使いやすいインターフェース、それにエコ、と3つそろった優れもの
もうひとつの大きな提案がワイヤレス化である。Radio RA 2と銘打つワイヤレスライトコントロールシステムを導入、心臓部となるMain Repeater、使いやすさに配慮したインターフェースを導入したウォールマウントハイブリッドキーパッド、ワイヤレスセンサー、そして平易なプログラミングが可能なソフトウェア、そしてグラフィックアイQSのワイヤレスヴァージョンなどを発表・展示。

特に注目したいのがワイヤレスセンサーである。外光の照射の度合いを感知して、自動的に光をコントロールするという優れものであり、省エネという観点を意識した提案となっている。また、同社の提案する住まい全体の光をコントロールする「ホームワークス」もワイヤレス化が進められ、各種ソリューションが新たに導入されていた。

こうした新しい提案に、カスタムインストーラーも多大な興味を抱いているようであり、同社のブースは会場が閉まる直前まで人だかりが絶えなかった。

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