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放送局との協業を強固に

フジテレビと日本テレビ、GyaOに7%ずつ出資

公開日 2009/09/04 17:21 Phile-web編集部
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ヤフー(株)は、同社子会社の(株)GyaOに、フジテレビと日本テレビが、9月中に7%ずつ出資することで合意したと発表した。

ヤフーは今年4月、GyaOに51%出資して子会社化することを発表。2009年秋に「Yahoo!動画」と「GyaO」の両サービスを統合する計画だ(関連ニュース)。

ヤフーは子会社化を発表した際の会見で、統合後のサイトで配信する作品は、すべて権利者の許可を得たオフィシャルな映像とし、さらに広告や課金などの仕組みまでを提供する計画を発表。ヤフー井上社長は「きちんとコンテンツの権利を尊重した上で、動画サービスが広がっていく、そういう場を作っていかないといけない」と述べていた。

今回のフジテレビと日テレの出資はこの考え方に沿ったもの。出資によって「放送局との協業関係をいっそう強固なものにし、業務提携内容の拡充を図る」と説明している。

具体的には、フジテレビはGyaOが運営する有料映像配信サイトに「フジテレビ On Demand」を出店。さらに日テレはヤフーやGyaOと、映像事業に関する無料広告モデルや課金モデル、EC連携モデルなど、ビジネス全般にわたる協業の検討を行う計画だ。

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