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日本での導入は未定

米アップル、iTunes Storeで全楽曲をDRMフリー化

公開日 2009/01/07 17:53 Phile-web編集部
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iTunus
アップルの米国法人は、音楽配信サービスの「iTunes Store」において、全ての楽曲をDRMフリー化すると発表した。

本件は、いくつかの楽曲限定で既に展開されていた256kbps AACエンコーディングによるDRMフリー配信「iTunes Plus」の対象を全楽曲に拡大するというもの。iTunes Storeでは、1,000万曲の楽曲ライブラリのうち800万曲を現地時間6日より提供開始し、3月末には残り200万曲も順次DRMフリー化する。

ユーザーが過去にiTunes Storeで購入した楽曲は全て、ライブラリ全体をワンクリックで簡単に高音質でDRMフリーのiTunes Plusフォーマットにアップグレードすることができる。その際の追加料金は1曲あたり30セント、アルバムの場合は価格の30%。

また、同社では併せてiPhone 3Gによる3Gネットワークを通じた楽曲のダウンロード購入を直接可能にしたこと、そして4月よりiTunes Storeでの音楽料金体系を3つの価格帯にすることを発表した。楽曲は1曲あたり69セント、99セント、1.29ドルのいずれかの価格で販売される。大半のアルバムは従来どおり9.99ドルで販売されるという。

なお、アップル日本法人は本件に関して、日本国内でも同様の対応を取るかどうかについては未定だとコメントしている。

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