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デジタルカメラの需要減速を受けて

キヤノン、デジタルカメラの新生産拠点「長崎キヤノン」の着工・操業開始を延期

2008/12/17 Phile-web編集部
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キヤノン(株)は、今年の7月に設立したデジタルカメラの新生産拠点「長崎キヤノン株式会社」の着工と操業開始時期を延期することを明らかにした。

同社のデジタル一眼レフカメラ、およびコンパクトデジタルカメラの生産体制増強を目的に設立された長崎キヤノンは、当初2009年の1月着工、12月創業開始が予定されていたが、このたび「世界的な経済の停滞によるデジタルカメラ需要の急激な減速のため、生産計画の見直しを余儀なくされた」ことを理由に、今回着工と操業開始の延期が決定された。

同社では昨今の需要低迷について、ある程度の期間継続するものと予測しているとし、新たな着工と操業開始予定の時期については今のところ言明していない。なお、09年4月の新卒者を含め、1月以降に入社予定の内定者については採用する方向に変更はないとしている。

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