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2008年10月02日
<一条真人のCEATEC2008レポート>会場で見つけた「ちょっと気になるアイテム」たち
CEATECのようなビッグイベントでは、驚異的な新製品から、今後製品化されたらインパクトがあると思われる興味深い製品、あるいはよく見ると凄い技術まで、様々な出展内容がある。今回はその中から僕の発見した注目すべきアイテムをいくつかご紹介したい。■ドコモの高解像度変換ワンセグ端末
もはやワンセグ携帯はかなりユーザーの生活に定着しているが、その映像はあまり精細なものではない。何しろ解像度が320×240ドットのQVGAでしかなく、高解像度化、大型化が進む現在の携帯電話の液晶ではあまり美しくTV番組が表示されないのが現状だ。フレームレートも素では15fpsしかない。
しかし、そんなワンセグ映像をより高解像度に変換してしまう技術をドコモとMorphoが共同開発し、スタンバイしている(関連ニュース)。このMorphoは東京大学出身者が集まって作られたベンチャー企業。現時点でも携帯のデジカメ機能の中で、ソフトによる手ブレ補正機能などを広く提供している会社であり、ソフトウェアによる画像処理に優れた技術力を持っている。
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高解像度変換のデモ。比較のためのデモ機はシャープ製? |
■HD動画対応WiFiモジュール
村田製作所のブースで見つけたのが「HD動画対応WiFiモジュール」。これは11nドラフト2.0対応のFiFiモジュール。mini-PCIインターフェースタイプのもの、USBタイプの製品などが展示されていたが、こちらを使った無線LANクライアントによる、ソニー製BDレコーダーどうしのDLNA転送デモが行われていた。
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25Mbpsでの安定した再生を実現している点が特徴。レコーダーはDLNA機能を搭載したソニーの最新モデル | miniPCIタイプで小型なモジュール。USBタイプも展示されていた |
この安定した高速通信を可能にする秘密のひとつは台湾のRALINKというメーカーの無線LANチップを搭載していること。このメーカーのチップは障害物による伝達ロスが少ないため、壁や障害物がある室内で使うのに向いている。さらにこのHD動画対応WiFiモジュールは、独自のノイズリダクションチューニングによって、きわめて障害物に強く、高速で遠距離通信を実現しているという。まさにHDストリーミング向けと言える。
このようなWiFiモジュールを搭載した無線LAN対応のTVやレコーダーが登場する日もそう遠くはないかもしれない。
■超磁歪技術でクリアな骨伝導音を実現するフィルチューン
独自のハイパワーな超磁歪トランデューサーによって、クリアな骨伝導音を実現する骨伝導ヘッドフォンが「フィルチューン」。超磁歪技術とは、精密な動きを素早くハイパワーで行うことができる技術であり、TDKのスピーカー「SP-XA160」などでも使われている。SP-XA160ではプレートを超磁歪技術で振動させ、空気の振動によって音を発生させているが、フィルチューンでは骨をダイレクトに振動させて、音として伝導させることになる。
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超磁歪技術を採用した骨伝導ヘッドフォン「フィルチューン」 |
■3D効果がオシャレなデジタルフォトフレーム
現在、デジカメの普及にともなってデジタルフォトフレームが人気だ。このジャンルでは低価格な製品が多いなか、3D表示のオシャレなユーザーインターフェースや写真の切り替え処理をするデジタルフォトフレームを発見した。これはマルチメディアプロセッサ「ZEVIO」とHI Corporation社の「MascotCapsuke」という3D描画エンジンを使ったもので、とりあえずは海外で発売される予定だという。
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3D効果が楽しめるデジタルフォトフレーム |
■AMDミニノート
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AMDもミニノートに参入するのか? |
(一条真人)
執筆者プロフィール
デジタルAV関連、コンピュータ関連などをおもに執筆するライター。PC開発を経て、パソコン雑誌「ハッカー」編集長、「PCプラスワン」編集長を経てフリーランスに。All Aboutの「DVD ・HDDレコーダー」ガイドも務める。趣味はジョギング、水泳、自転車、映画鑑賞など。
関連リンク
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