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<会田肇のIFAレポート>ソニー、MPEG-4 AVCでHD撮影できる“Cyber-Shot”を発表

公開日 2008/08/29 17:24
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ソニーのカメラコーナーで目を引いたのは、MPEG-4 AVC/H.264形式でのHD動画記録に対応した“Cyber-Shot”「DSC-T500」。720pのHD動画が記録でき、フレームレートは30fps。本体には動画と静止画の切り替えスイッチを備え、別売のクレードルを経由してHDMIケーブルを使えば高品位な動画再生が実現する。ただし、動画の連続記録時間は最大で10分に制限されている。

DSC-T500の電源のON/OFFも兼ねるスライドカバーを開いた状態。 ちょっと硬めのフィーリングだが、起動はとても速い

DSC-T500の背面。全体がモニターで占められる大型サイズでメニューも見やすい。動画/静止画の切り替えは本体上部にある

実際に会場で撮影してみたが、動画モードに切り替えてシャッターボタンを押すと即座に動画記録を開始。違和感なく撮影が行えた。また、写真および動画のスライドショーをHD画質で再生することもできる。

カメラ部は1,000万画素の撮像素子、焦点距離33〜165mm相当(35mm判換算)の5倍ズームレンズを組み合わせ、タッチパネル方式の3.5型ワイド液晶モニターを備える。手ブレ補正は光学式の「Optical SteadyShot」を搭載し、合わせて最高ISO3200の高感度撮影にも対応した。なお、顔検出機能は最大8名まで対応しているという。

カラーバリエーションはブラック、シルバー、レッドの3色。価格は379ユーロ。2008年10月の発売を予定している。日本での発売は未定とのこと。

(会田肇)

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