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東芝、無線LAN搭載“gigabeat Tシリーズ”に「Gyao」視聴対応上位モデルを追加

公開日 2008/02/07 17:46
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(株)東芝は、ポータブルメディアプレーヤー“gigabeat”Tシリーズの新モデルとして、無線LANに対応し「GyaO」などの視聴に対応した「T802」を2月15日より発売する。価格はオープンだが、直販サイトでは29,800円(税込)で販売される。

gigabeat T802

Gyaoの視聴イメージ

本機は、8GBの内蔵メモリー、2.4型(320×240ドット)の液晶ディスプレイを搭載したポータブルメディアプレーヤー。WMA、MP3、WAV形式の音楽ファイル、WMV形式の動画ファイル、JPEG方式の静止画ファイルの再生が可能だ。また無線LAN機能を搭載しており、動画配信サービス「Gyao for gigabeat」などを楽しむことが可能だ。

無線LAN機能はIEEE802.11b/gに準拠。ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、NTTドコモの「Mzone」、「mopera U」の「U『公衆無線LAN』コース」、FREESPOT協議会の「FREESPOT」の無線LANアクセスポイントへ直接接続して、「ポッドキャスト」コンテンツをダウンロードして楽しむことができる。

Gyao for gigabeatは、ブロードバンド放送「GyaO」のgigabeat版で、映画、ドラマ、スポーツ、アニメ、ドキュメンタリー、音楽、バラエティといった9つのジャンルを用意。T802発売時は約90タイトルを用意する予定で、6月中旬には600タイトル以上のコンテンツが視聴可能になるという。

なお同社は、2月15日から8月7日までの期間中、「GyaO for gigabeat体験キャンペーン」を実施。キャンペーン期間中、無線LANアクセスポイントに接続し、gigabeatのスタート画面から「GyaO」を選択することで簡単に動画配信サービスGyaO for gigabeatのコンテンツを楽しむことができる。さらに、同機の無線LAN機能を訴求するための「BBモバイルポイント体験キャンペーン」も2月15日から5月7日までの期間実施する。

本体の表面サイズは、クレジットカードとほぼ同じ幅54.0mm、高さ85.6mm。厚さは9.9mmで、約58gの軽量ボディを実現している。

GUIには「でか文字モード」を採用し、好みにあわせて文字の大きさを標準・大・特大の3段階に変更可能だ。また、家庭でも簡単に無線LANの設定が行える「AOSS」機能を採用。同機能により、対応のAirStation(バッファロー製)を使うことで、互いの機器認証やセキュリティ設定などの無線LAN設定を自動で行うことができる。

再生機能としては、WMAやMP3などのデータ圧縮時にカットされていた高音域(約16kHz以上)を独自のアルゴリズムにより補完する「新H2Cテクノロジー」を採用。中音域から高音域まで自然な音質で再現する「Professional」と、低音域を強調し、迫力あるサウンドで再生する「Dynamic」の2つのモードから選択が可能となっている。

なお同社は、既に発売されている「T401」(製品データベース)に、T802と同等の新機能を追加するファームウェア(Ver.2.0)への無償バージョンアップ・サービスを本日から開始する。バージョンアップの詳細はこちらからご覧いただける。

【問い合わせ先】
モバイルAVサポートセンター
TEL/0570-05-7000

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番MET802
  • 発売日2008年2月15日
  • 価格¥OPEN(直販サイト価格29,800円)
【SPEC】●対応オーディオ形式:WMA、WMA 9 Lossless、MP3、WAV ●対応動画形式:WMV ●対応静止画形式:JPEG ●記録媒体:8GBフラッシュメモリー ●サンプリング周波数:8kHz〜48kHz ●連続再生時間:オーディオ→約16時間、ビデオ→約5時間 ●ディスプレイ:2.4型QVGA TFTカラー液晶 ●電源:内蔵リチウムイオン電池、USB充電 ●外形寸法:54.0W×85.6H×9.9Dmm ●質量:約58g