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【Senka21】年頭メーカーアンケート − オリンパスイメージング・田中 豊氏

公開日 2008/01/15 13:34
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主要各社が語る2008年の市場環境の変化と需要創造の取り組み
年頭メーカーアンケート 〜オリンパスイメージング〜



オリンパスイメージング(株)国内第二営業部 部長 田中 豊氏
地域特性に合わせたプロモやキャンペーンを実施し需要喚起
女性層や団塊世代にもアピール


Q1:市場を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、2008年のユーザーのライフスタイルやその消費行動・価値観において、どのような変化があると考えるか。

A1:デジタル映像製品は、製品のパーソナル化が進むことで、楽しみ方の多様化や新たな使い方が生まれてくるものと思われる。自分だけのグッズとして、持つ楽しみや人に見せる楽しみが増える一方で、少子高齢化が進み、子供や孫といった人物から、ペットや植物、旅行の写真から身の回りの日常風景の記録、コミュニケーションのための撮影など、映像として記録に残したい物や被写体が益々多様化していくものと考えられる。さらに、撮影した映像を紙以外のものにプリントしたりするなど、映像を生活の中で楽しむシーンも拡大していくものと考える。

また、高齢者の方々が気軽に楽しめる趣味としても写真撮影は益々盛んになり、より綺麗により鮮明にその一瞬を残す道具として、デジタルカメラをはじめとする映像機器は今後も伸びていくものと考えている。

Q2:御社の2008年の中心となる商品ジャンルおよび需要喚起、市場創造へ向けての提案や取り組みは。

A2:デジタルカメラ、ICレコーダーなどの映像・音響製品を中心に製品展開を進めていく。08年のデジタルカメラの市場規模は、コンパクトカメラが前年並み、デジタル一眼レフはさらなる拡大が見込まれている。当社はコアコンピタンスであるオプティカル技術を軸に、従来の製品では撮影ができなかった世界を手軽に撮影できる、お客様の撮影シーンを拡大していく製品をこれまで提案してきたが、これからも個人個人の感動や思い出を簡単に美しく残せる、そしてお客様にワクワクドキドキを感じていただける製品を提案していきたいと考えている。

また、全国的なプロモーション活動を通じて、女性層や団塊の世代の方の需要の喚起を図ると共に、地域特性に合わせたプロモーションやキャンペーンも実施していくことで需要を喚起していく。ICレコーダーもさらなる市場拡大が見込まれているが、お客様の新たな需要を喚起する付加価値を持った製品を提案していきたいと考えている。

(Senka21編集部)

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